真夏のスーツビジネス 夏は「着る」「着ない」に2極化 若い人にオーダースーツが人気

7/10(水) 20:00

お金をキッカケに広島の暮らしやビジネスに関わるニュースをお伝えするマネー研究所。今回の取材は矢野寛樹ディレクターです。

【矢野ディレクター】
洋服の青山が全国で6000人以上を対象に実施したアンケートによると、5月から10月の期間、「週に5日以上」、スーツを着る人は、全体の4割以上。
「3日から4日、着る」と回答した人を合わせると半数以上がスーツを着用しています。
その一方で、およそ3人に1人が、「1か月で1回以下」もしくは、「着ない」と回答しています。
加藤さん、この数字、どう思いますか?

【加藤キャスター】
「私は仕事柄で毎日スーツですけど、確かにオフィスカジュアルとかクールビズも普及してますね」

実は、アフターコロナとなった今、スーツが注目を集めているんです。
そこで、今回のテーマは「真夏のスーツビジネス」
「何故、スーツが真夏なのか?」最後に分かってきます。

《VTR》
何故、今、スーツが注目されているのかというと

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「若い人などはスーツがかっこいいとスーツを選ぶ人が増えています」

若い人を中心にデザインと機能性が再評価されているというのです。
それでは、今、売れ筋のスーツとはどんな商品なのでしょうか?

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「今こちらのゼロプレッシャースーツというのが大人気です」

プレッシャーゼロを謳うこのスーツ。
どうプレッシャーがゼロなのかというと・・。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「まず見ての通り価格が上下で9900円」

物価高騰の中、スーツも価格が上昇しています。
何%くらい上がっている?まずは、財布のプレッシャーが軽減されているわけです。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「触ってもらって軽さとあとはストレッチの伸び感。着心地が楽というところでゼロプレッシャーです」

1番、オーソドックスなデザインのスーツがこちらです。
この会社では、ストレッチを活かした機能性を重視したスーツを開発し、毎年進化させているのがこちらの商品になります。
それでは、暑い夏場には、どれくらいの人がスーツを着ているのでしょうか?週に3日以上という人は、およそ3人に1人。
ほとんど着ないという人は、4割程度になっています。
夏になると「着る」「着ない」の2局化が進んでくるわけです。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「普通のスーツよりはより楽に着られる。この夏の時季はかっちりとしたスーツからセットアップタイプもしくはジャケット・スラックスタイプに人気があります」

スーツのデザインも多様化する中、アフターコロナで需要が高まっているのがオーダースーツ。オーダースーツを作る人が年々、増加しているのだそうです。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「コロナ後に出社する機会が増えたり、会議やブライダルなど自分にとって大切な時に着ようという思いで、それだったらオーダースーツが今手軽に作れるので作ってみようかというきっかけ」

オーダースーツを購入したことが、「ある」と回答した人は、全体の4割強です。
この企業では、去年の10月から、全国に展開する全ての店舗で、オーダースーツの取り扱いを開始しました。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「オーダースーツの醍醐味でいくとボタン。デザインではダブルとか袖口の止めであるとか、自分の好みに合わせてカスタマイズできる点が人気の秘密」

また、オーダースーツの購入者はリピーターが多く、それには、こんな理由もあるのだそうです。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「自分でスーツを作り上げていくような「コト体験」ということで喜ばれる方もいます」

人気のオーダースーツですが、オーダースーツ購入者で「夏用を持っている」という人は4人に1人。どんな理由で、夏用オーダーを購入したのかというとこちらです。
6割が、通常の仕事着としてですが、第2位が「重要な日の勝負服として」オーダースーツを選んでいるんです。
しかし、今、ある理由で夏用のオーダースーツを購入する人が増えていると言います。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「夏が長期化している。4月くらいでも25度くらいありますし、10月11月でもまだ暑い時期がありますし、(暑い時期の)長期化が1番大きいので夏生地に裏地も清涼素材を使ったり1年中着られるように夏生地に裏地を付けたり」

もちろん、冬用のスーツもありますが、近年の異常気象で、スーツのバランスにも変化が起こっているのだそうです。
環境問題が叫ばれる今、この会社がオーダースーツにこだわるのは、こんな理由もあるんです。

【洋服の青山広島緑井店・原田昌徳上級店長】
「今後オーダースーツには力を入れていくのですが、お客から注文があって商品を生産するという事になるのでそのあたりがSDGsに基づいた今の時代に合った社会貢献になると思って考えています」

注文を受けて作るのでロスがないということなのです。
気象変動と環境問題でスーツビジネスにも変化が起こっているというわけなのです。

《スタジオ》
「真夏のスーツビジネス」ということですが、何故真夏なのかというとやはり暑い時期が長いんです。3月ぐらいから11月の終わりぐらいまでです。夏用の生地に裏地をつけたりします。またアイテム数が多いんです。アイテム数が多くて生地だけで70種類ぐらいある中から選べます。さらに異常気象も影響しています。

以上、マネー研究所でした。