「まちなかスタジアム」で初試合 気になる混雑や騒音 試合後人々はどのように行動したのか?

2/12(月) 18:51

新サッカースタジアムの話題からです。
私も取材に行きましたが、山内さんすごい熱気でしたね。

【TSSコメンテーター:山内泰幸】
「盛り上がっていましたね。建設案が出てから色々ありましたから、試合開始のホイッスルが鳴った時は鳥肌が立ちました」

広島市中心部にできた「まちなかスタジアム」。
にぎわいの場として期待される一方、人の混雑や騒音などの問題も懸念されます。
こけら落としを迎えた「初日」、人々はどのように行動したのか徹底取材しました。


ついに幕を開けた新サカスタの歴史…。

【つけそば はせ川・楢原雅子店長】
「お店としてもいっぱいサポーターの人にも来てほしい」

近くの飲食店では経済効果を期待し…

【矢野記者】
「相当な列ですねこれは…まだ続いています…ずーっと並んで並んで並んで…まだグッズショップはあの先です」

クラブと思いを一つに歩んできたサポーターにとっては待ち焦がれた”初日”…。
全席種完売。一面”ムラサキ”に染まっていきます。
そして注目のキックオフ…。

ボランチにはサンフレ一筋21年の青山が起用されました。

ファーストシュートは満田…。
先制点を奪い取ろうと果敢にゴールを狙うサンフレッチェ。
熱戦が繰り広げられる中、外では…。

【鈴木記者】
「試合が始まったばかりですが、スタジアムを離れていく方もいますね」

【スタジアムから出てきたサポーター】
Q:何かご用で?
「買い物をしに…」
Q:どういった買い物?
「氷…暑くてきょう…」

【散歩で来た親子】
「娘が気になると言うので…」
Q:何がすごかった?
「キッズスペー」
「中にしかなくてチケットがないと入れなかったんですよ」

一方、試合前、サポーターからは”騒音”を心配する声も出ていましたが…。

【五十川記者】
「川を一本挟んで対岸にきましたが、「オオ~」という声が聞こえます。スタジアムができたことを実感するが場内アナウンスも聞こえますし、声がしっかり外に漏れているなという印象がある」

試合は後半…。
ついに”新スタジアム初ゴール”の瞬間が訪れます。
【後半3分 ピエロス・ソティリウが先制 1-0】

しかし、このあと…。
【後半13分】(1-1)
【後半43分】(1-2)

逆転を許したまま終了のホイッスル…。

同時に、駆け付けたおよそ2万6千人のサポーターたちは一斉にスタジアムの外へ…。
定点カメラでみると…。
その人の行方は南方向、西方向に多く流れているように見えます。
横川方面に帰るサポーターに話を聞くとある”悩み”が…。

【島根からきたサポーター】
「横川から前のエディスタまで行ってエディスタから(車で)帰る。エディスタにいまとめているので。ツイッターとかでもどうしようどうしようと駐車場ないから県外から来るなってことなのかなという感じで…そういうところで不便なのかなと」

たしかに、試合中に周辺を取材した際には…。

【鈴木記者】
「サッカースタジアム周辺の駐車場ですが、このようにどこも満車の表示ですね」

この日の試合前後、NTTドコモの基地局データから推計したデータによると「紙屋町西駅周辺」、「横川駅周辺」ともに前年を上回る人の数となっていました。

「まちなかスタジアム」から流れ出した人の流れ。
一体、どこに向かうのでしょうか?

【鈴木記者】
「ちょうどこの橋の方寺町の方に歩く人の姿もありますし、一方で川沿いを通って横川あるいは白島方面に歩く人の姿もあります。空鞘橋ですがこのように歩道が人でびっしりです」

流れは、寺町周辺で、電停やバス停などで分散していきました。
一方、横川方面はどうなっているんでしょうか?川沿いから向ってみると・・。

【観戦した人】
「分散して今来れるじゃないですか。あれはメリットの一つと思う。色々な方向から来れるしアストラムラインやJRや広電もあるし」

横川駅周辺に到着すると、人はいますが、街全体がスタジアム帰りの人でごった返しているという感じではありません。
飲食店はどうなのでしょうか?
酒店が経営する角打ちスタイルの店。
伺ってみると・・・。
特製のムラサキのサワーでサンフレムードが盛り上がります。

【山中酒店・松木加絵子さん】
Q:にぎわってますね?
「にぎわってますね。試合帰りの人がたくさん来ていただいてありがたいです。街中ももちろんにぎわったでしょうし、今もにぎわっていると思いますけど、みんながそれで街中に(スタジアムが)できて良かったねになればいいんじゃないですかね」

一方、スタジアムから、市内中心部に向かう人たちはどのように行動したのでしょうか?

【矢野記者】
「こちらはゲートパーク方面、紙屋町方面に行く人が出てくるゲートです」

バスセンター、アストラムライン、路面電車の電停など、公共交通機関の結節点となる紙屋町方面にはかなりの人が移動します。

【観戦した人】
「そのまま歩いてサッカーの話をしながら流川に着いて飲むみたいな」

【久保田記者】
「紙屋町のバス停ですが多くの人が並んでいます。並んでいる人でかなりこの道が狭くなっているのを感じます」

一方、紙屋町周辺ではこんな人たちも・・・。

【酒呑童子・甲斐桂子さん】
「予約で満席です」

店内には、観戦帰りのフアミリーが・・。

【観戦した人】
「(以前は)横川駅からバスに乗って渋滞に巻き込まれていたのですが、それが(今は)時間が読めるのでだいぶ便利です」

その頃、人の流れは、少しずつ分散しながら、市内中心部へ。
立町、中ノ棚方面の飲食街。
いつもは、カープファンで賑わうこの店にも、紫のサポーターが・・・。

【カープ鳥中の棚スタジアム・志毛淳一店長】
「紫っぽい人は多かったです。試合が終わってからぞろぞろと」

「乾杯!」

乾杯スタジアム観戦の人たちはどんな行動パターンを取ったのでしょうか?

【観戦した人】
「試合後は流川。試合前は横川」
Q:何故?
「横川の方が何となく(店が)空いてそうだったから。試合前に早く食べてスタジアムに戻りたいから」

人流の最終目的地と予想される流川。
人の流れは届いたのでしょうか?

【矢野記者】
「7時前の流川です。確かに人通りは多い気はしますが、観戦帰りという感じではないです」

飲食店を取材してみると・・。

【呑んべ居酒屋いろり・田中良智店主】
「流川自体はまだ遅い時間になるんです。袋町とか八丁堀とかの店でみんな飲みながら時間がきたら流川なんです」
Q:今からですか?
「今からなんです。今なんです」

収容人員28500人。
広島市内の中心部に誕生したまちなかスタジアム。
その人流が生み出す様々な影響は、今後、私たちの街にどのような効果をもたらすのでしょうか?。

(スタジオ)
試合が終わって新白島駅まで歩きましたが、特別渋滞などなかった。うまく分散していたようでした。

【TSSコメンテーター:山内泰幸】
「何試合かする中で人の流れや状態がわかってきますので、2年、3年、5年それぐらいのスパンでより良い街になっていけばいいんじゃないのかなという感じがします」