広島電鉄史上”最も難しい”工事がスタート 新たなルート開通へ 初の十字クロスの線路まもなく登場

10/17(火) 18:22

ツイセキです。
景色を変える広島駅南口エリア。
2025年の路面電車乗り入れに向けて“基準”となる交差点の工事が本格化しています。

<VTR>
2025年春に新たな路面電車のルートが開通する広島市南区の「駅前通り」…。
その“中心”となる「稲荷町交差点」で昨夜、また一つ大きな工事が始まりました。

<16日午後9時半ごろ>
【工事担当者】
「本日からブロック始まるが約1か月強続きますので体調管理含めて頑張っていきましょう」

【加藤アナ】
「午後10時すぎです。こちら続々と規制が敷かれていまからこの場所に軌道ブロックが埋め込まれるということでどのような景色になっていくんでしょうね」

広電史上“最も難しい”とされ高い精度が求められる工事…。

【加藤アナ】
「午前0時前、作業が行われるこちらの工事現場にこれから埋め込まれる軌道ブロックが到着しました。ひとつあたり4トンの重さがあるということですが大きいですね。私が手を広げてもおさまるかおさまらないかのサイズ感ですね」

軌道ブロックとは電車だけでなく車やバスなども多く通る「交差点」に敷設されるコンクリートでできた線路。稲荷町交差点にはおよそ500個をパズルのように敷設しすでにある東西の線路と新たに延びる南北の線路の“基準点”という重要な役割を担います。
“十字にクロスした形状”は広島電鉄でも初めてです。

【加藤アナ】
「いま運ばれてきましたね。非常に慎重に作業が進められているがスピード感もテンポのいいものがあります」

【工事担当者】
「4センチ手前!」「おろしておろして!」「待って待って!」「7mm戻し!」

およそ4トンをミリ単位で敷設…。
これがズレると駅ビルへの線路が繋がらなくなる可能性もあるため1つ1つの座標を確認しながら神経を使う作業です。

【担当者】「いきますよ!せーの!あ~いきすぎた!」「OK!」

【広島電鉄・駅前プロジェクト推進部 八木秀彰 課長】
「おおむね順調です、きょうは慎重にやりすぎた感はありますが、広島にとってもないところに線路を敷くというのは新しい景色になっていく、私もワクワクして工事をしている」

終電から始発までと作業時間が限られるため一晩で据え付けられた軌道ブロックはこれだけ…。12月頃まで工事が続く予定です。