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高校生が外国人向けの地図作り 自分たちの街を好きになる学習 広島

7/26(火)  19:03 掲載

G7広島サミットを来年に控える中、高校生たちが海外の人たちのための「ある」地図づくりを進めている話題です。

【VTR】
太陽の日差しが降り注ぐ広島市中心部・大手町。ここに集まってきたのはクラーク記念国際高等学校の2年生たちです。コメンテーターの匹田先生も一緒です。

(広島大学大学院・匹田篤准教授)
「この界隈で一番注目しているものの1つがビーガンの専門店なのでビーガンの対応している飲食店ということなのでそこをまずね」

高校生たちが向かったのは通り沿いにある1軒のお店です。

(高校生)
「何時くらいからビーガンとベジタリアンのメニューを出していますか?」
(飲食店の人)
「最初からオープン当時から最初からしています」

匹田先生と高校生たちが聞き取りをしながら行っているのは地図作り。G7広島サミットが来年、開催されるのを前に海外からやってくる人たちのための特殊な地図がいま、必要とされています。

【スタジオ】
みんなが「それ何?」と気になるニュースをプレゼン形式でお伝えする「ソレナニ」のコーナー。きょうは矢野さんです。

はい、今回の「ソレナニ」のテーマはこちら!「高校生の地図作り」です。
まずは、匹田先生。何故、地図を作ろうと思ったんですか?

(コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授)
「外国人の観光客は案内するとき、質問が多い。自分たちの町について知らない。英語で説明するだけでなくて地図の中身作りについて議論しました」

その地図作りはこのように始まりました。

【VTR】
広島市西区にあるクラーク記念国際高校・広島校。
生徒たちはフィールドワークで多くの発見をしていました。

(生徒)
「例えばこれだったらバリアフリーに対応しているかどうかを調べてあるかどうかを見ている」
Q:フィールドワークで調べた?
「調べていました」
Q:ありましたか?
「ありました。意外とよく見たらあったりとか」

足で稼いだ情報を地図に盛り込んでいきます。地図には表面と裏面があります。

(店舗情報担当)
「地図の裏面はこの店にはどういう対応があるとか、お勧めのメニューだったりとか、あとはちょっと休憩できる木陰がある所」
Q:データみたいなもの?
「そうです。そうです」
Q:地図に何があったらいい?
「何があったら?」
Q:悩みながらやってる?
「悩んでます。すごい試行錯誤しながら何回も書き直して」

街並みを分かりやすく見せるのが表面になります。

(場所・位置情報担当)
「(店のある)階数と店名が見えればいいかなと」
Q:まずはね
「まず地図として機能できればそれでいいかなと」
Q:詳しくは裏面で?
「そうです」

「例えばこの参九亭というは何屋さんか分からない」
「それが分かった方がいいかもね。例えばそれって文字で」
「寿司って書いてあるだけでもだいぶ情報量が増えるよね」
「自分が外国に行った時も初めてみるものなので分かりやすいものがあった方が(地図が)見やすい」
「ここだったらエディオンの本店が大きいかなと思ったので」
Q:目立つしね
「はい」

【スタジオ】
みんな、随分悩んでましたね?

(匹田准教授)
「30分かけて角から角まで100メートルほどの道をあるこうと。色々なことが見つかります。情報が多すぎるので情報を減らすと」

使う立場から作る立場になる。外国人に見せるとなると取捨選択がありますよね。

(匹田准教授)「相手の目線で自分の町を説明することは彼らにはよい経験になった」

足で情報を稼いだが、この学習を通じて生徒の様子に変化がでてきました。

【VTR】
「いつも通っている道をいかにわかりやすく並べられるかとか作れるかというのでいつもと違う視点で見られたのかなと思います」
Q:街の見方が変わった?
「見る所は変わって来るなと思いました。今まで全然気づかなかった所が見たことで目に自然と入ってくるようになったと思う」
Q:自分の生まれた街と感じる?
「なります」

【スタジオ】
高校生に新たな変化は?

(匹田准教授)
「高校生に自分の街を好きになってもらいたい。高校生は5年後、10年後広島を支える人材だからどんどん語ってほしい。住民が街を語るような街は外から見ると非常に興味がわく」

外国の人のために地図を作りながら街を好きになっていく学習でしたが、彼らは熱かったですね。

(匹田准教授)
「彼らはすごく真剣に自分たちの街を探検していたのが印象的でした」




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