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夜間避難の難しさ、早期避難の大切さ 西日本豪雨被災地で「夜の避難訓練」 広島・熊野町

7/13(水)  09:00 掲載

西日本豪雨ではあらためて早期避難の大切さと夜間避難の難しさが課題となりました。
いま、被災地で進む教訓を生かした動きに注目します。

先日、熊野町で町の東部地域を対象とした避難訓練が行われました。

【野川アナ】
「いま町内放送でサイレン、注意喚起が流れています。それぞれ住宅から住民が続々と出てきます」

【町内放送】
「大雨のため警戒レベル4避難指示を発令しました」

【消防団員】
「避難お願いします!」

訓練の開始時間は辺りが一気に暗くなり始めた午後7時半…。

Qこれまで経験はある?
「ないですね。夜は…だからいいなと思ったんです。いつ災害があるか分からないので」

西日本豪雨以降初めて町が主導して行われた避難訓練。

4年前、熊野町では12人の尊い命が犠牲となりました。
大雨は近年夕方から翌朝にかけて大雨が降ることが多く、夜間にかけて避難情報を発令することがあるため熊野町では夜間の防災訓練を重要な訓練と位置付けています。

【熊野町・三村裕史町長】
「昼間と夜では全然対応が違いますので夜の大変さを一度体験していただいたほうが良いと」

避難を始めた皆さんが続々と避難場所となっている防災交流センターに到着します。

【参加した住民】
Qペットと避難しているがどういう風に避難するか何度か練習しておかないといけない?
「そうですね。本当に自分のことと一緒でかわいいんですよ」

入口での検温や消毒、避難者名簿への記入など役場の職員たちも手順を確認します。

【参加した住民】
「(夜の避難は)まず道が分かりにくい慣れた道だが」
「(子供と)参加してどこに逃げればいいかというのが分かるので参加した」

熊野東防災交流センターは、これまでの災害であきらかになった課題を解決するため避難しやすい空間を目指し、去年、完成した防災拠点です。今回の訓練の目的は、事前に見て感じてもらうことで災害が起きた際にスムーズに避難できること。

【野川アナ】
「こちらの防災ホールに入ると、避難時に使う段ボールベッドの作り方や構造を職員が住民に丁寧にレクチャーしています」

【町職員】
「(避難時)これらを作っていくのは避難された方々みなさんです」

「こうして作り方だけでなく構造、仕組みまでしっかり学ぶことは大変有意義なことだと思う」

施設内には他にも、和室や室内での炊き出しに活用できる調理実習室、さらには…。

【野川アナ】
「こちらには4部屋、シャワールームも準備されています。なかなか自由にいかない避難生活ですからこうした個室空間があるのは非常に助かるポイントになりますね」

そして1階にある講義室は災害時にペットの避難エリアになる部屋で防臭・消臭の壁紙を使っているといいます。

【熊野町・三村裕史町長】
「(西日本豪雨)発災後の1週間はペットの同行世帯と一般の世帯が混在になりましたので非常にトラブルが発生しました。そういった面からも次の防災にはそういった配慮が必要だと痛感した」

避難意識の向上を促す環境づくりにも力がこもります。

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