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2日目は「NATO3カ国」が発言 核兵器禁止条約「締約国会議」 日本は参加見送り

6/23(木)  17:40 掲載

オーストリアのウィーンで21日から開かれている核兵器禁止条約の「締約国会議」が23日、最終日を迎え、先ほど会議が始まりました。
前日の会議では条約を批准していないNATOの3か国がスピーチし核軍縮に向けて努力する姿勢を示すなど、会議に参加しない日本政府との姿勢の違いが際立ちました。

国際的な核廃絶への気運の高まりが期待される中で開かれたはじめての締約国会議。
一方で唯一の戦争被爆国である日本政府はオブザーバーとしての参加も見送っています。
そんな中、2日目の会議では。

【古賀記者】
「アメリカの核の傘のもとにあるNATOの加盟国が核兵器廃絶への道筋を話し合うこちらの会議で演説を行います」

22日の会議では日本と同様に条約は批准していないものの、締約国会議にはオブザーバーとして参加しているNATO=北大西洋条約機構の加盟国であるドイツやノルウェー、オランダなどがスピーチを行いました。

ドイツの政府は、「NATOは核同盟であり、核兵器禁止条約には加盟できない」とした上で、「核の使用を示唆しているロシアと対峙し続ける」と、強調しました。
一方で核軍縮は重要だという認識も示し、核保有国も参加するNPT再検討会議で議論する必要があるとしました。

また、国連の中満泉事務次長は、会議終了後に開かれた会見で日本政府が締約国会議の参加を見送ったことについて次のように話しました。

【国連・中満泉事務次長】
「日本政府がオブザーバー参加していないとしても、別の形で核軍縮や核廃絶にしっかりと取り組む方法はあると確信しています」

各国の姿勢の違いが明らかになった今回の締約国会議、最終日の23日実行性を伴う明確なメッセージを国際社会に発信できるか注目されます。




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