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梅雨入り直前 災害時の「避難」考えてますか? いざという時の「タイムライン」が重要

6/13(月)  19:12 掲載

中国地方の梅雨入りももう間もなくか、といった時期ですが頭に入れておかなければならないのが万が一に備えた「避難」についてです。いますべきことは何なのか、再確認します。

11日、海田町で実施された3年ぶりの防災訓練…。線状降水帯による大雨を想定し町内全域を対象に行われました。梅雨入りの発表はまだですが、こうして県内各地で防災の意識が高まりつつあります。

【木村アナ】
「午前10時半すぎ、竹原市内の小学校です。真剣な表情の子どもたちが続々と体育館に集まってきました」

竹原小学校で開かれたのは人型ロボット「ペッパー」を使った授業…。

【ペッパー】
「一人の時でも家族みんなと一緒の時でも災害が起きる前に避難できるようになりましょう」

土砂災害が起きやすい危険な場所がおよそ4万8000カ所と日本一多い広島県においていつ起きてもおかしくない土砂や洪水による災害に備えて正しい知識を身に着け少しでも早く避難の決断をすることの重要性が教えられました。

そして児童とともに地域の人たちも真剣に取り組んだのがマイ・タイムラインといわれる災害に備えた避難計画の作成。万が一の際に適切な対応をするための重要なアイテムです。さらに、県が開発したVRを使って体験も…。

【児童】
「あ〜怖い」

【木村アナ】
「音がすぐ耳の近くで聞こえるので実施にこの状況だったらというのが想像しやすいです」

【児童】
「わかりやすくて勉強になった」
「命を守るために行動をしたいと思った」

(スタジオ)
VRもかなりリアルでした。こどもたちも地域の人たちも考えておくことが大切だと思いました。ここから木村アナウンサーに伝えてもらいます。

(木村アナ)
授業をきっかけに生徒たち地域のみなさんも備えの大切さを再確認していたように思います。まずはこちらをご覧いただきたいのですが、去年8月、ちょうどお盆の時期に広島県内で降った大雨です。
記憶がしっかりと残っている方も多いと思いますが、この大雨の時の県民の避難状況について調査結果が出ている。

男女およそ2000人を対象に県が行った調査です。土砂災害に対しては垂直避難は認められていないことから含まれていないものの、警戒レベル4以上が出ていたのに、実際に避難したという人はわずか5.7%にとどまりました。

では、避難しなかった理由ですがコロナ禍ということもあり感染の不安だったという方もいますが、それ以上に「避難しなければならないほど危険だとは思わなかった」という人が突出して多くなっているんです。

県も初めて行ったためこれまでとの比較はできないものの避難状況が「低調」だということが浮き彫りになりました。

これから本格的な雨の時期に入りますが改めてどういう時に避難を決断すべきなのか確認します。まず覚えておくべきなのは警戒レベル「3」と「4」です。
警戒レベル3で高齢者や体の不自由な方、小さなお子さんがいる方など避難に時間のかかる人は避難してくださいということです。

そして、警戒レベル4では全員避難ということです。

警戒レベル5ではすでに災害が発生、ひっ迫している状況なので、手遅れになってしまうかもしれません。

街の人からレベル5とか特別警報が出たら避難すればいいという声をききますが…

警戒レベル3、4が発表されたらすぐに行動できるようにしておく必要があります。そのためにいまやっておくべきなのが防災用品の調達とVTRで子どもたちも作成していた「マイ・タイムライン」です。

実際の記入例ですが、どこに避難するのか誰がどんな行動をするのかなどが書かれています。いざという時の行動を想定しておくと心の余裕にも素早い避難にもつながります。

(キャスター)
具体的な形で(タイムラインを)つくっておくのは大切です。
イメージをしっかり持っておかないと行動を起こすのはむずかしいのかもしれません。

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