広島ニュースTSS

岸田裕子さん”ファーストレディ”として初めての選挙戦 文雄氏を支え過去最多票を獲得

11/2(火)  19:04 掲載

今回の衆院選では、自民党が議席を減らしたものの単独での過半数を維持しました。そんな中、当選を果たした岸田総理は自らの選挙区にほぼ戻ることができませんでした。選挙戦を支えたのは家族。妻・裕子さんの選挙戦を追いました。

自民党総裁選が行われる直前の9月中旬。

【岸田文雄氏の妻・裕子さん】
「もしそういう立場になったとしたら、できることがあれば積極的に関わっていきたいと思っています」

ファーストレディとしての立場を前向きにとらえその思いをカメラに語っていた岸田総理の妻、裕子さん。そして、迎えた岸田総理誕生の瞬間。

「25年以上歩んできた政治の道の集大成のようなものだと思いますし、一生懸命応援したいと思います」

岸田総理誕生からわずか6日後の先月10日。その姿は「政治とカネ」の問題の震源地として注目を集めた広島3区で立候補を表明していた公明党斉藤鉄夫副代表の事務所開きの場にありました。

「岸田旋風」といわれる中、地元広島で議席を失うことはできない、与党として重要な選挙区です。

【岸田裕子さん】
「よろしくお願いいたします」

【斉藤鉄夫氏】
「ありがとうございます」

衆院選の公示日。裕子さんは広島1区の出陣式の会場にいました。たくさんの支援者が集まる中で総理大臣である夫の姿はありません。

【岸田裕子さん】
「この度の選挙、主人は全国の自民党候補者の応援にただいま駆け巡っております。そしてこの地元広島1区にはほとんどおそらく一度も帰ってくることはできないのではないかと思っております」

選挙期間の12日間で岸田総理が広島入りしたのはわずか2日。それも自身の選挙区である広島1区にはほとんど入らず、党の総裁として情勢が厳しい選挙区への応援演説に入ることが大きな目的です。

【岸田文雄首相】
「ぜひこの広島3区、斉藤鉄夫、斉藤鉄夫、みなさんの力で勝利に向けて押し上げていただきますよう心からお願いを申し上げます」

本人不在の中総理総裁の妻としてその活動は1区だけにとどまりません。県内でも特に情勢が厳しい選挙区の応援演説に入ります。三次市は裕子さんのふるさと。県北でいまだ根強い人気を誇る亀井静香元金融担当大臣の事実上の後継者である対立候補の票を切り崩すのが目的です。

【岸田裕子さん】
「小島敏文さんは岸田が掲げます政策実現のためにも本当に日夜努力していただき、支えていただいていると岸田文雄も申しておりました」

県内のみならず、沖縄や宮崎など県外の選挙区にも応援演説に出向いた裕子さん。自身の体調だけでなく気になるのは夫の体調です。

【岸田裕子さん】
「お互いに体に気をつけて、体調に気をつけながら最後までがんばるということで、朝ごはんはちゃんと食べたの?ちゃんと寝られてますか?とか、そういう話をしたりしてます」

過密スケジュールの中、週末には地域のみなさんが集まるグランドゴルフ大会に参加。芸術鑑賞会にも訪れ一人一人との交流を通して支持を広げていきます。そこには夫の立場を気遣う裕子さんの思いやりがありました。

【岸田裕子さん】
「これまでとは、やはり立場は違うと思いますし、それだけ重い責任を担って今回は選挙に臨んでいると思います」

本人不在の選挙戦。夫の重責を少しでも担ってあげたい。投開票日の前日には岸田総理の秘書を務める翔太郎さんなど息子たち3人ととともに広島市内中心部を練り歩き支持を呼びかけました。

「がんばってね、ありがとうね」

裕子さんだけでなく息子たちも選挙戦に入り多忙な日々を過ごしています。

【岸田裕子さん】
「帰ってくる時間もバラバラで遅かったりもするし、なかなかそろって一緒にごはんを食べたりとか話をしたりていう時間はないですね」

衆院選の選挙活動最終日の午後8時前。選挙活動ができるギリギリまで選挙カーを走らせ、12日間の本人不在の過密スケジュールを駆け抜けました。家族総出で挑んだ今回の選挙戦。この瞬間だけは気心知れたスタッフを前にやりとげた安堵の表情を見せました。

そして…。

【岸田裕子さん】
「主人が帰ってくることができない選挙でしたけれど、みなさま本当にそのことをよくよくわかってくださって支えていただいたこと、本当にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました」

獲得した票数は13万3000票あまり。過去最多となる圧勝の得票数でした。総理大臣に就任した夫の両肩に重くのしかかった重責をともにわかちあいそして、ともに歩んだ12日間。裕子さんのファーストレディとしての役目は、まだはじまったばかりです。

直近のニュース

全力応援!カープファームチャンネル

地域安全情報 広島県警察公式Facebook