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被災地から被災地へ ”復興のシンボル”が完成 坂町・小屋浦

7/22(木)  18:36 掲載

去年11月に三原市の仮設談話室を解体し同じく被災した坂町小屋浦地区に運ばれた資材。地域住民が建設作業に奮闘しようやく完成の日を迎えました。

西日本豪雨で被災した人が身を寄せるため三原市沼田西町に建てられていた応急仮設住宅。去年11月にその中心にある木造の談話室の解体作業が行われていました。
作業をしたのは坂町小屋浦地区で被災した住民とボランティア。
取り壊されると耳にし小屋浦で「集いの拠点」として有効活用したいと譲り受けたのです。

【小屋浦地区の住民】
「みんな頑張って再建してきましたよというのが後世に残ることだと思うので、こういったものを二次利用させていただいて地域に残ればいいかなと」

解体から移設までのほとんどを住民の手とボランティアで行う計画。
被災地から被災地へと繋がれた温もりある談話室のパーツ。
移設するための手続きなどを経て先月上旬から建設作業が始まりました。

【小屋浦地区の住民】
「これが一つの復興の証としてできたらいいなと」

小屋浦の住民たちが力を合わせて一つ一つ組み立て。

【市場アナ】
「コミュニティハウス完成しました。
三原にあったものが小屋浦に。新たに生まれ変わったという印象ですね。
それでは早速中に入ってみます。
失礼します、白が基調とされていて清潔感があってきれいですね、中も広いですよ」

7人ほどの住民がほぼ毎日集まり、予想していた完成時期より早い1カ月半ほどで完成。

【小屋浦地域づくり推進協議会・出下一教会長】
「(移設したのは)カーテンレールもカーテンも全部です、外の縁台もそうですし、掲示板も」

壁のクロスや天井などを除きほとんどが再利用。
床マットの下には…未来に向けて、小屋浦で育つ子供たちが寄せたメッセージ。
その中には幸せいっぱいの小屋浦になることや二度と災害が起こらないよう願う言葉も書かれていました。

【小屋浦地域づくり推進協議会・出下一教会長】
「毎日作業をする中でだんだん輪が広がっていったようなのはある。来て話をするだけでいいし、待ち合わせ場所にしてもらってもいいし、色々な形で使ってもらえればいいと思う」

”復興のシンボル”として住民だけでなく、小屋浦を訪れた人が集う交流拠点になることが期待されます。

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