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子どものワクチン接種は大丈夫? 専門家に聞く 広島発

7/8(木)  19:47 掲載

広島県内でも12歳以上のワクチン接種がスタートしました。子供に接種させるかどうか悩む保護者も多い中、専門家に聞きました。

【問診やりとり】
「注射するよ。はい終わった」

今月4日、神石高原町で県内でもっとも早く、12歳から15歳のワクチン接種がスタートしました。
接種には、保護者の同意が必要で、この日は、保護者が付き添っていました。

【接種した人は】
「僕は前まで不安でいっぱいだっだけど、今は安心感が大きい気がする」
「副反応はやっぱりちょっと怖いですけどでも、コロナにかかるよりはいいので安心しました」
「コロナにかかりたくないというのが一番です。いろいろなところに遊びに友達と行きたいです」

一方で、保護者は…。

【接種に来た保護者は】
「きょう来るまで本当に悩んだんですけど、奥さんはキャンセルしようかと言ったんですけど、でもやっぱり行こうかというので本人らに聞いても打ちたいということだったので。「世間ではまだ子供たちが受けていない状態なので本当に打って大丈夫なのかというのがまだ見えてきていなくておとなでもアナフィラキーショックとか起こっていて、本当に大丈夫なのだろうか」

広島の子育て世代を対象に子供にワクチン接種させたいかたずねたアンケートでは「様子を見てさせたい」が最も多く「まだわからない、決められない」が続きました。
その理由は「どんな副反応が起きるかわからない」が半分近くにのぼりました。

12歳から15歳のワクチンについて日本国内での効果と安全性のデータはまだありません。
一方、ファイザー製ワクチンは海外でおよそ2300人の12歳から15歳を対象に臨床試験を行い、高い予防効果を確認すると共に安全性に問題がないことが報告されました。
その結果、今年5月からカナダやアメリカで接種が始まっています。

一方、日本小児科医会は、先月中旬に見解を発表。
12歳以上の接種は集団接種ではなく丁寧な対応ができる個別接種を基本とし、心の負担がストレス反応を引き起こすなど精神面が影響しやすい年齢を考慮するよう提言しています。

そこで、神石高原町の会場でも、子ども専用の接種スペースと専門医を設け他の年代より時間をかけ問診を行っています。

【神石へき地診療所・鈴木強院長】
「自律神経ショックを起こすか方もあるかと思います。やっぱり1人1人考えながら声かけをして、なかなか決心がつかない子は待ってあげるよとか、できるだけそういうことを起こさないようにいう」

ケアが必要な低年齢層の接種。それでも、打つことの重要性をワクチンの専門家は強調します。

【広島市医師会でワクチンを担当する堂面医院・堂面政俊院長】
「間違いなく打ったほうがいいです。打ったところが痛むとか翌日の倦怠感や微熱とか若い人はおそらく出ると思います。出ると思いますけど、打つことによって、もしコロナウイルスに感染した場合に体内でウイルス増殖が抑えられますから、そうするとクラブ活動をしている場合なんかはお友達にうつす広がるという、そういう危険性リスクがぐっと減る。そうすることによって社会の感染が収まってくる」

心配される副反応については?

【広島市医師会でワクチンを担当する堂面医院・堂面政俊院長】
「デメリットは翌日の発熱の危険性というか、それも通常のアセトアミノフェンだったりとか解熱鎮痛薬で十分対応できますので心配ないと思います」

他のワクチンもすべてそうですけれども任意ですよね、強制で受けるものではないのでやっぱりでも6割7割ぐらいの市民の方が受けていただかないと、世の中の感染状況は落ち着いてこないと思います。
お子さんだけでなくご家族全員で一緒に安心して受けていただくのがいいと思います」

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