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おじいさんの鉄道模型 7畳間に広がる夢の空間 思いを少年へ

3/4(木)  20:20 掲載

7畳の部屋いっぱいに広がる鉄道模型の世界。電車を眺めるのが大好きな鉄道少年だったおじいさんの今も変わらない情熱に迫ります。

これはTSSが11年前に取材した映像です。鉄道模型の世界が7畳の部屋いっぱいに広がっていました。

【宮城国寿さん(当時73)】
「自分が作った鉄道模型なんです」

鉄道模型を制作したのは宮城国寿さん。当時、73歳。機関車の色を塗り替えたり、周りの風景は木材や画用紙、つまようじなど身近なものを工夫して作りました。

どんどん出てくる鉄道のおもちゃ。安芸郡海田町に住む岸保大資(おおすけ)君。小学校3年生です。

【小学3年生・岸保大資くん】
「撮って、乗って、それをもとにプラレールのレイアウトを作る」

大資君が鉄道に目覚めたのは1歳の頃。近所の踏切に毎日、電車を見に行きました。鉄道博物館やイベントなど家族で訪ね歩きました。

しかし、コロナ禍で大好きな鉄道展示などを見に行くことができません。お父さんの宏さんは大資君に会わせたい人がいました。

その人とは、あの宮城さんです。

宮城さんの手作り模型はさらなる進化を遂げていました。

【宮城国寿さん(84)】
「どうしても地元となるとカープ。カープ号を走らせてカープを作らないと」

線路わきにはスタジアムが。どこかで見た風景です。カープ電車も走っています。

この日、大資君たちがやって来ました。

【岸保大資くん】「これって動かせますか?」
【宮城国寿さん】「まずどれから動かそうか」

【岸保大資くん】
「DD51型と貨物のコキだね、これは」「キハでも28とか40とか同じのだね」「ここで『さくら』が走ってくれると…、『さくら』は『はやぶさ』『さくら』って連結していた時期とかは広島を通るんですよ」(しばらく専門的な話が続きました…)

宮城さんは子供たちに見て欲しいものがありました。

あらわれたのは夜の風景。
さすが、もと電気技師。様々な明かりを組み合わせ、そこには夜の鉄道が再現されていました。

宮城さんの作品を見た大資君。夢が拡がっていきます。

【岸保大資くん】
「この部屋に何もないとして考えると、まずこの辺に駅をもってこないで、この辺に駅をもってくる」(しばらく夢を語ってくれました…)「こっち側を住宅街にしてみたい」
「作ってみたいのはみたいけど、部屋にこんなスペースがない」

宮城さんの情熱は84歳になった今も一向に衰えていません。7畳の部屋に拡がる夢の空間です。

【宮城国寿さん(84)】
「次はここに庭園模型を作ってね。市内電車走らせてね。こう(線路を)またがすんですよ」(宮城さんも壮大な夢を語ってくれました)
「その時はまた撮りに来てもらって」

老いも若きも鉄道マニアの思いは熱いですね。




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