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「夏休みプログラミング体験」が開催されました

 8月8日(火)に広島工業大学専門学校で、「夏休みプログラミング体験」が開催されました。
2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化されることを受け、子どもたちにプログラミングの楽しさを体験してもらうことを目的に、地域貢献の一貫として今年初めて企画されたイベントです。
 最初に玉野和保校長からご挨拶。今回のイベントは、総合専門学校ならではの複数の学科の知識・技術を融合させた横断的な取り組みでもあり、ITスペシャリスト学科・情報学科の学生がプログラムとレースコース設計を、建築学科・土木工学科の学生がレース場となる街の再現を、音響・映像メディア学科の学生が記念DVD用の撮影を担当すること。質問があったら、何でもお兄さん、お姉さんたちに聞くようにと話されました。
 まずは、前半のプログラミング体験のスタートです。今回は「SCRACH」という言語を用いて、車に〝向き〟と〝時間〟の司令を与え、ロボットカーを走らせたり曲がらせたりすることに挑戦します。最初は難しそうでしたが、すぐに理解し、入力と実験を楽しむようになってきました。
 慣れてくるとコースも自分たちで作ります。これは難しいだろうというコースも、時間の入力設定を「0.5!」「今度は0.6で!」と、微調整しながら、最後にはクリアしていました。楽しみながら何かを覚える時の子どもの理解力の速さには、本当に驚かされます。
 後半はいよいよレース体験。プログラミングされたロボットカーを、タブレットを使って操作してコースを走らせ、ベストタイムを競います。コース上の橋やトンネル、平和記念資料館や原爆ドームなどの建物はどれも本格的なもの。タイムを表示するモニターや、動画撮影もスタンバイ。同校の未来のスペシャリストたちの力を結集したステージです。
 ルール説明とデモ走行、操作練習の後、本番レーススタート。スタートからゴールまでのタイムに、途中で障害物にぶつかったり、コースアウトしたりするごとにペナルティタイムが加算されます。子どもたちは、カーブや坂道、障害物などに苦戦しながらも夢中で操作していました。
 最後に記念撮影とドキドキの表彰式を行って、楽しい体験は終了しました。参加した子どもたちの感想を聞くと、「どっちも楽しかった!」「プログラミングは初めてだったけど、面白かった」「レースは曲がるところとかが難しかった。もっとやってみたい」と、体験を通して学ぶプログラミングをとても楽しんだようでした。
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