コミュニティ情報

いろいろな人と対局しながら将棋の腕を磨く

藤井聡太プロの活躍で、幅広い世代の注目を集める将棋。広島の将棋愛好家に将棋を指す場を提供し、故・村山 聖 九段をはじめ、多くのプロ棋士を輩出している「広島将棋センター」の席主である田儀聖吾さんに話を聞きました。

いつでも参加できる将棋道場
 1978年(昭和53年)に、広島将棋界発展に多大な功績を残した本多冨治氏によって開設された「広島将棋センター」。現在は、金座街の入口、立町にあるビルの4階で、いつでも誰でも将棋を指せる場所として開かれています。
 元日を除いて毎日オープンしており、利用料を払えば何時間でも、そこにいる人と将棋を指すことができる同センター。平日の昼間は、主に常連のベテラン層が将棋を楽しんでいますが、夕方や土日祝日、長期休暇中になると、小・中・高校生や女性の姿も多く見られます。
 将棋の魅力は、盤に向かい合えば老若男女を問わず対等に競い合えること。さまざまなタイプの人と対面して対局することで、一人での勉強やネット対戦では実感できない経験を重ねることができます。

指導を受けられる「子供・女性教室」も開催
 平日の13:00〜19:00には、小中学生と女性を対象とした将棋教室を開催。2ヶ月間有効なチケット制(5枚・8,000円)で、同センターの指導者と対局しながら指導を受けることができます。マンツーマンの駒落ち平手戦を中心に、いい手を考えさせたり、悪い手を修正したりしながら、1回約1時間半程度の指導となります。
 いきなり不特定多数の人と指すのは不安という人は、まずこの教室で基礎から学ぶことが多いです。ただし、最低限の駒の動かし方やルールを覚えていることが必要となります。5枚を使い切っても、まだ指導を受けたいと思えば、チケットを追加購入して継続することもできます。
 放課後を利用して、この教室に通う小中学生が多く、特に木曜の午後は教室参加者・一般参加者を含めて、小学生が多いので、雰囲気的にも来やすいと思います。
金座街の入口、1Fが服部時計店のビルの4Fが「広島将棋センター」。「子ども・女性教室」も好評。

月に2回の「広島王将会」で級位を獲得
 月に2回、日曜・祝日を中心に小・中・高校生および女性対象の昇級戦である「広島王将会」を開催しています。参加会費は1回500円で、申込み不要で会員でなくても誰でも参加できます。棋力に応じて同じくらいのレベルの相手と対局。5級以下は7対局、4級以上は5対局し、その成績で昇級が決まります。級が上がるほど、回をまたいでの連勝が必要となるなど条件も厳しくなりますが、自分の実力を知ることができ、レベルアップする実感が得られることがモチベーションにつながります。
 最近は藤井聡太プロの人気もあり、毎回100人を超える小中学生の参加があります。成績によってもらえる“根付駒”を集めることをモチベーションに頑張っている子どもも多いです。
 その他、級位に関係なく持ち点を奪い合う「レーティング戦」も定期的に行っています。また、小中学生が対象の一般の大きな大会の情報提供や参加推奨などにも努めています。
 将棋の作戦は自己表現であり、勝てば嬉しく、負ければ悔しいもの。技術力、精神力、経験などを駆使し、相手と駆け引きしながら、自身の戦略を練り上げていきます。集中力や効率性を鍛える頭脳ゲームでもあるので、勉強と両立している子が多いのも特徴だと思います。生涯を通じて長く楽しめる趣味・特技でもありますので、興味がある人は門を叩いてみてください。まずは無料体験を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせを。
「広島王将会」は多くの参加者で賑わう。「級」の書かれた会員証と“根付駒”を楽しみにしている子も多い。


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