コミュニティ情報

広島初の子ども専門プログラミング教室

文部科学省が、2020年から小学校での「プログラミング教育の必修化」を検討すると発表し、関心が高まっているプログラミング。広島県で初めての子ども専門のプログラミング教室「Dream Tech School」を主催している (株)ハッピーちゃい夢の花谷美香さんに、お話を聞きました。

人を助けるため、人を楽しませるためのプログラミングを
 文部科学省の発表で関心が高まっていますが、はっきり言えば“遅すぎる”くらい。韓国やエストニアなど、諸外国ではかなり以前から本格的に導入されており、成果も上がってきています。
 今の子どもたちの周辺には、スマホやタブレットをはじめ、IT機器があふれていて、将来の世界もITなくしては語れません。2045年にはAI(人工知能)が人間の脳を超えると言われています。身の回りのことの基礎となるプログラミングを“学ばない理由が見つからない”と言っても過言ではないでしょう。
 何も知らないでIT機器に触れることは、ある意味恐ろしいことです。知っていれば、回避できるリスクもあります。だからこそ、その“正しい使い道を知る”ために、その仕組みやルールを知っておく必要があると考えています。私たちの教室で、繰り返し伝えているのは、「プログラミングは、人を助けるため、人を楽しませるために使うべきもの」ということです。
コーチングの手法を取り入れながら主体的な学びへ
 何かの課題に対して、自分なりの考えをまとめ、トライアンドエラーを繰り返し、コツコツと構築して達成するプログラミングは、“思考トレーニング”にとても有用です。だから、私たちの教室では“コーチング”の手法を取り入れ、子どもの主体的な興味ややる気を引き出し、成功体験を重ねることで、次のステップへと導いていきます。「やりんさい」ではなく「やってみる?」と、「まだ無理」ではなく「じゃあ、これでやってみよう」と声をかけます。
 専門の“言語”によって成り立っているプログラミングですが、難しいことから始めてしまうと、子どもの興味・関心が薄れてしまうので、視覚的、感覚的に楽しめるところからスタート。それぞれ、やってみたいことをゲーム感覚で取り組みながらステップアップしていきます。例えば、同じ動作のプログラミングでも、初級では用意された命令のブロックの順番を組み立てるところから、中級では命令のブロックを集めるところから、上級ではその動作のみを見せて同じものを構築するというイメージです。
発表などを通して、人を楽しませる喜びを実感
 「プログラミングは人を楽しませるために使う」と指導しているので、時には自分で作ったゲームを友人と交換して、お互いにやってみたりします。また「発表会」の機会を設けて、自分のプログラミングの成果を発表することでプレゼンスキルを磨き、成功体験や達成感に結びつけています。
 プログラミング技術は当然のこととして、プログラミングを通して、自分なりの考え方や課題解決方法、主体的な学習姿勢を身に付け、将来人の役に立つIT開発者が生まれてくれることを願っています。
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