コミュニティ情報

祖父母世代と一緒に遊ぼう

 テレビやスマホゲーム、iPadなどに熱中する子どもたちが増え、おじいちゃんやおばあちゃんたちと一緒に遊ぶ姿を見かけることが少なくなったような気がします。デジタルの世界だけではなく、昔ながらの遊びや祖父母世代と一緒に遊ぶ楽しみ方をしてみませんか。そこで、子どもたちが外で遊ぶ機会を増やしたい、祖父母の生きがいづくりをしたい、という思いから自然体験や三世代が楽しめる企画を行っている団体を紹介します。
 一般社団法人孫育て検定協会代表理事の山崎勇三さんは、地域の方と一緒に各地域でイベントや小学生に勉強や遊びの面倒を見る取り組みを支援しています。子どもたちが祖父母世代の人たちと触れ合うことで、親御さんからは学ぶことができない日本の伝統文化や食文化を知ることができます。
 また、現代の子どもたちは、体力・運動能力が低下していると言われています。「遊びの天才」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、祖父母世代はまさにそうです。お孫さんたちと一緒に、昔ながらの遊びやニュースポーツをすることで、世代を超えたコミュニケーションがとれ、子どもさんも一人で遊ぶこと以外の楽しみ方を知ることができます。

 これまでに「自然体験・観察」「アウトドア・宿泊研修」「伝承遊び」「ニュースポーツ」など多くの企画を行ってきたそうです。
自然体験イベント
宿泊研修
 草木を観察したり、植物について勉強したりすることで、子どもたちに、自然と触れ合うことの楽しさを伝えています。山崎さんたちが知っている遊び(ゲーム)は100種類以上だそうです。自分たち(祖父母世代)が知っている知識を子どもたちに教えています。
興味津々に学ぶ子どもたち
 アウトドアイベントを行ったとき「マッチで火を擦れない子どもが多く、驚きました」というエピソードも教えてくれました。こういうときは、大人の出番です。大人から子どもへ教えることで、コミュニケーションが生まれます。
地元の人が子どもたちに講義をするイベントも
 他にも、今注目を集めている「クッブ」という遊びを広める活動を行っています。

 「クッブ」という言葉、初めて耳にした方も多いかもしれません。これは、スウェーデン語で「薪」を意味し、バイキングが薪を投げて遊んだことが起源とされているスウェーデン発祥のニュースポーツです。日本レクリエーション協会が2005年、日本に持ち込み、広島県内では約10年前から紹介されています。

 山崎さんは「体力の差に関係ないので、子どもから高齢者まで楽しめるスポーツ。三世代で楽しんでいる団体もいらっしゃいますよ」と言います。学年縦割りチーム、親子、三世代チーム・・・など多様な編成が可能で、「誰でも楽しめる」のも魅力の一つです。これまでに、広島市内を中心に地域のイベントや大学、広島市森林公園などで開催し、子どもから高齢者まで多くの人たちでにぎわったそうです。体験会も行っているので、気軽に参加できますよ。(※開催場所など山崎さんのブログで確認を)
クッブの様子
せっかくなので、クッブのルールをご紹介しましょう。

①コートの中央にキング(クッブ)を配置。
②それぞれのベースラインに各5個のクッブを均等に並べる
③先攻、後攻を決める
④カストピンナと呼ばれる棒6本を下手投げし、相手陣内に並んだ5個の的「クッブ」を倒す
⑤相手のクッブを全て(5個)倒し、中央にあるキングを倒したチームの勝利

クッブを体験した子どもからは「楽しい」「またやりたい」という声が多く、子どもさんと祖父母世代がチームを編成して行うのもオススメだそうです。
親子で夢中になってしまう、と大人気。初めてでも十分に楽しめます
 様々な世代が一緒に行うことで、地域の絆が深まります。大人は子どもから、子どもは大人から知識を学べるので、お互いのメリットにもつながります。「幅広い年代が触れ合うことで、もっと地域が活性化することを目指しています」と語るように、今後も多くのイベントを開催予定だそうです。
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