コミュニティ情報

「地域安全マップづくり」で子供たちの安全・安心を守ろう

近年、子供たちが犯罪に巻き込まれるケースが増えています。広島県では、子供たちの安全を守るため、平成17年から県内の小学校を中心に「地域安全マップづくり」を始めました。
「地域安全マップづくり」とは
 大学生防犯ボランティアや地域の方々と子供たちが一緒になって安全・危険な場所を調査し、地図を作製するというもの。
 どのような場所で犯罪が起こりやすいかを理解することで、安全な道を選ぶようになり、危険な道を歩くときも、一人ではなく友達と一緒に行動し、いつも以上に注意を払うようになるので、犯罪を未然に防ぐことが期待できます。
 また、大人や友達同士で話し合いながら作製するため、コミュニケーション能力を養うことができる、というメリットも。
「地域安全マップづくり」の流れ
1.事前学習 
  街へ出る前に、安全・危険な場所を見分けるキーワードを子供たちに教えます。

2.フィールドワーク
  事前学習で学んだことを自分たちで確かめるため、ボランティアの方々と子供たちが一緒に街へ出ます。地域の人にインタビューをして、安全・危険な場所を教えてもらうことも・・・。

3.地域安全マップ作製
  グループごとにフィールドワークで調査した、安全・危険な場所を記した地図を作ります。 

4.発表
  作製した「地域安全マップ」を発表。他グループの説明を聞きながら、一人一人「安全・安心」について考え、理解を深めます。
ボランティアの方々が主体となって行う取り組み
 この取組で、主体となっているのはボランティアの方々。現在、県内にいる約100人の大学生が参加しています。事前打ち合わせから実施まで全て行う大学生グループも。年に数回集まって、子供が犯罪被害に遭わないための理論と地域安全マップづくりに関する勉強会や活動報告を行っています。
子供たちと触れ合うことで新たな発見がある、という声も。
学生ボランティア同士の意見交換会で、ブラッシュアップ
学生たちが地域安全マップづくりを通じて、感じたことや伝えたいことを他大学の学生と意見交換をします。交流することで、お互いのモチベーションが向上し、つながりを強めていきます。
 子供たちと年齢の近い学生が担当することで、お兄さん、お姉さん感覚で接してくれる子供もいるそうです。「子供たちが親しみをもって、地域安全マップを作製できる雰囲気も必要ですね」と県の担当者は言います。
あなたの地域にも、危険な場所があるはずです。地域安全マップを作製して、子供たちを守ることも大切ではないでしょうか。
平成26年度は、県内22校の小学校で行った「地域安全マップづくり」。
小学校以外に、子供会でも実施しているそうです。
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