コミュニティ情報

大学生のボランティアチーム「ワクワク学び隊」

大学生と子どもたちがコラボ、安全で楽しい放課後に
 子どもたちを取り巻く社会環境や家庭環境が変化して、子どもたちが安全に遊べる場所、安心して過ごせる場所が少なくなってきています。放課後児童クラブを卒業する4年生になると、放課後をどう過ごさせるかは悩みの種。そこで今、大学生が活躍しています。
 子どもたちの放課後の時間を充実したものにし、安全な居場所づくりを目的に、国を挙げて放課後子供教室の推進に向けて取り組みを進めています。広島県では、この教室のさらなる充実と活性化と大学生の社会貢献のきっかけになればと、平成23年度から大学生のボランティアチーム「ワクワク学び隊」を派遣しています。
 ボランティアチームは県内の大学に在学する学生で構成され、2人以上で登録可能。現在、12大学21チーム合計406人が登録。活動内容は、実験や観察、工作、読み聞かせ、音楽、ダンス、英会話、防犯教室などさまざまです。放課後子供教室を設置している市町から派遣希望書の提出を受けた広島県立生涯学習センターが、登録された各チームの活動内容や活動可能な時期、地域などを考慮し、チームと教室をマッチングします。派遣先は、県内の19市町の教室で、空き教室や公民館などが活動場所です。派遣事業は全国でも珍しい取り組みです。
 活動後のアンケートによると、教室スタッフは「活動がマンネリ化しやすい教室に力を与えてもらった」「子どもたちの気持ちをつかみ、素晴らしい指導をする姿には学ぶことが多くあった」と回答。大学生は「実際に子どもたちに関わる機会が少ないため、この経験を通して自分たちの力を高めたい」「楽しく、自分たちの力が少しでも役立てるならうれしい」とコメントし、「今後も引き続き活動したい」と100%が回答。広島県立生涯学習センターの森直樹さんは、「大学生からも受け入れ側からも満足度が高い。Win-Winの関係でこの活動を盛り上げていきたい。ただ、大学生はいずれ卒業するので、後継者問題が課題です」と話します。
 放課後に学校の空き教室でダンスを習ったり、夏休みに公民館で宿題の工作を見てもらったりしたことのある子どもも多いはず。まさにその場所にいたお姉さんやお兄さんが、「ワクワク学び隊」の大学生。活動後の子どもたちの笑顔を見れば、その時間の楽しさや充実感がありありと伝わってきます。子どもたちと大学生の距離はどんどん縮まっている様子。教室を離れた街の中で、「大学のお兄ちゃん!」という出会いも増えてきそうです。
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