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豪雨災害で顕在化 「アレルギー疾患への備え」学ぶ講習会 

02/11(月)  19:45 掲載

去年の豪雨災害が教訓になっています。災害時に食物アレルギーがある人が安心して避難できるよう避難所での対応などを学ぶ講習会が開かれました。

三原市で開かれた講習会は食物アレルギーの子供をもつ保護者などでつくる団体が主催したものです。
【三原アレルギーの会・矢島恵子さん】
「豪雨災害ではア4日目くらいから(アレルギー予防に対する)SOSが上がり始めた。きょうは食べるものがないとか…」
「地域の人や避難所のキーマンになる人に知っていただくことで、助けてもらえる子どもがいるだろうと…(いうことにつながる)」
講習会では岡山大学病院の小児科医が豪雨災害の教訓から、食物アレルギーのある人は最低3日、できれば1週間の食料のストックが必要で、自治体も備蓄量を増やすよう訴えました。
また誤ってアレルギー成分の含まれる食品を食べて重いショック症状を起こした時は、本人に対して素早くアドレナリン注射を打つことが大事だと説明し、参加者は注射を打つ練習をしていました。
【岡山大学病院・池田正憲医師】
「子どもたちの食物アレルギーも、急速に増加しています。栄養士さんとコンタクトをとることに努め、必要な食物の支援を受けていただくことも非常に大切」
【講演を聴いた人は】
「うちの子も、今、エピペン(アドレナリン注射)を持っていますが、いざという時に、30分以内に使えるようにしたい。ストックを日常的に常備したりですね」
講習会ではこのほか、避難所などでアレルギーがある人も食べることのできる炊き出しについても説明されました。
アレルギーの原因になる卵や蕎麦など27品目を抜いた料理などが紹介され、参加者は早速、試食していました。
防災やアレルギーに関する講習会は、今後、広島市や尾道市でも開かれる予定です。

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