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壊滅した街を探る 広島市・爆心直下で試掘調査

12/4(火)  12:10 掲載

原爆投下で壊滅し、平和公園の地中に残る旧中島地区の試掘調査が始まりました。

試掘調査が始まったのは、原爆資料館東館の北側にある緑地帯です。
市の職員たちは囲いを作り、遺構に傷がつかないよう土の表面を削り取るようにして掘り進めていきました。
この場所にはかつて天神町という町があり、民家などが立ち並ぶ住宅密集地でした。
しかし原爆投下により町は壊滅。
戦後、盛り土をして現在の平和公園が造られたため、人々が生活していた痕跡を示す遺構が残っているものとみられています。

【広島市・市民局国際平和推進部・中川治昭被爆体験継承担当課長】
「今回の試掘調査によって平和記念公園に元々多くの人々の日常の営みがあったということがストレートに伝わってくるようなそんな展示に適した被爆遺構が見つかることを期待している」

広島市は、2020年度までに遺構を展示できるよう発掘を進める方針です。

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