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豪雨災害・広島 70年前の砂防ダム崩壊 石碑が語る教訓は…

7/12(木)  20:38 掲載

広島県の坂町小屋浦では、およそ70年前に作られた砂防ダムが崩壊し甚大な被害をもたらしました。地区には過去の水害を伝える石碑も残されていました。

【平井記者】
「土石流の発生した天地川では過去にも度々水害が起きていたとの記録があります」
土砂と瓦礫に覆われた『水害碑』と刻まれた石碑。
いまから111年前の明治40年に地区を襲った豪雨災害を後世に伝える石碑です。
住民によると、その後も、たびたび豪雨による被害が発生していました。
今回の災害では上流にあった砂防ダムが決壊し、川沿いに流れ出た土砂に巻き込まれ、この地区では8人が亡くなっています。
砂防ダムは石を積み上げ、1950年に建設されたもので、住民からは強度への不安から、これまで改善の要望が度々出されていました。
【住民】
「土石流と岩が流れてくれば当然、古い堰堤はダメですよね。逃げるということを前提に、これから啓発していかないと死者が出る可能性がまだまだ出てきますよね」

古い石碑は、過去の教訓を今の私たちに静かに知らせていたのかもしれません。

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