広島ニュースTSS

広島・福山観光振興に期待 駅前にドミトリー 目指すのは周辺観光の「要」

  • 地域
  • 生活
  • 政治・経済

12/05(火)  19:00 掲載

これは去年1年間に県内を訪れた観光客は約6777万人で、過去最高を更新し続けています。
主に広島市での増加が大きな要因となっていますが、実は最近、その観光客が徐々に県内の他の市や町にも波及しつつあります。広島県東部の福山市の課題と、新たな動きを取材しました。

朝鮮通信使のユネスコ・『世界記憶遺産』登録や、福山市鞆町の『重伝建』選定などで最近、注目を浴びている福山市でも、鞆の浦を中心に観光客が増えてきています。

観光客:「名古屋から広島に来て広島からココに来ました。」「よくテレビで見るからどういう所かなと思って。」
観光客:「1日で観光するところでは倉敷からなら鞆の浦がちょうどいい。」「仙酔島も綺麗でしょ。
瀬戸内海の景色が眺められる所が良いですね。」

一方、データによると、福山市の去年の観光客数は729万人と確かに増加傾向にあるものの、実は観光客数の半数以上を地元観光客が占めるなど、『滞在(たいざい)型』ではなく、『立寄(たちより)型』の観光地という特徴があり、宿泊施設を含めた受け入れ環境の整備が今後の課題となっています。

そんななかJR福山駅前に、カフェやバーを併設した新たな宿泊施設が登場しました。
市内中心部では珍しい『ゲストハウス』です。ビルの2階から4階部分に個室と相部屋のあわせて5部屋が設けられ、料金は1泊3300円からとかなりリーズナブルで、利用者同士の交流も楽しめるとして、ここのところ、若者や海外の旅行者から人気のスタイルです。
駅前の利便性を活かして目指すのは、福山のにぎわい作りの拠点で、古賀大輔代表は「泊まっていただいた方がより旅を楽しんでもらえる瀬戸内という周辺の豊かな自然やアクティブなスポーツも伝えていけるようなハブ的な存在としてウチを使っていただければ。」と話していました。
福山の新たな観光の発信地となるのかどうか? ゲストハウス・「SETOUCHI・KNOT」は、今月中のオープンを予定しています。