10.12.17(金)  ヒノキ記録的飛散!? TSS発表「2011年春 広島県スギ・ヒノキ花粉飛散予測」!!

16日木曜夕方のスーパーニュースで広島県の“2011年春 スギ・ヒノキ花粉飛散予測”を発表しました
御覧いただきましたでしょうか?
改めてまとめてみました。

・昨春・今年2010年春の飛散量があまりにも少なかったこと
・夏の猛暑で花粉を飛ばすスギ・ヒノキの花芽の生育が順調だったこと
・台風の影響がほとんどなく花芽のダメージもないこと
以上の理由で、巷間言われているとおり
来春・2011年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量はかなり多いことは間違いありません。

さてここからが
TSS天気予報独自の来春・2011年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測です!!
こちらでもご紹介したとおり、
先日環境省の花粉飛散予測のための実態調査に同行し、そこから得られたデータなどを元にしました。
ある決まった地点のスギやヒノキの花芽(花粉がたくさん詰まってる…)を毎年実際に観察し、
それを比べたり、データと照らし合わせることは本当に大切です。
いろいろな気象会社や機関がさまざまな花粉飛散予測を発表していますが、
実際にスギ、ヒノキそれぞれの花芽の成熟ぐあいや付き方を確認して予測に取り入れているところはほとんどありません。
またスギ・ヒノキ、それぞれについて予測しているところもほとんど無いと言っていいでしょう。
そういう意味でも私は環境省のデータを信頼しています。
さてここからが本番!


広島県は地形が複雑。スギやヒノキの分布にもクセがあります。
広島県の森林面積のうち2割強がスギとヒノキ。
そのうちヒノキは3分の2と、広島県にはヒノキがたくさん生えています。
スギが芸北や西部内陸部に集中しているのと比べて
ヒノキは北部にほぼまんべんなく生えているのがわかりますよね。
来春は、このヒノキが広島の飛散量・飛散期間の鍵を握っています!


・スギ花粉は多い
・ヒノキ花粉は記録的な量が飛散し長続きするか!?
・今回初めて花粉症の症状を訴える人が続出!?


国民の2割程度(約2400万人)が花粉症と言われています。
またそのほぼ同数が将来的に花粉症を発症するおそれがある“花粉症予備軍”とも言われています…
来春は「大量飛散」「飛散時期が長期間にわたる」ため、
新たに花粉症の症状が出る人、久々に症状が出る人が多くなるおそれがあります!!



スギ花粉
この時点で結構成熟しているのがよくわかります。
ただ木々によって成熟具合に差があるようです。また花芽が小振りなものも結構あるとのこと。

スギ花粉の飛散量
・当然昨春(2010年春)よりはかなり多い飛散量
・例年に比べると“やや多い”程度 近年でもかなり多いとされた2009年春ぐらいか



(提供:気象業務支援センター)
ヒノキ花粉
細い葉のようなものの先についている白っぽかったり茶色がかっているものが“花芽”です。
はじめてご覧になった方も多いと思います


ヒノキの木です。
全体的に、特に葉の先が白っぽくなっていますよね?
なんとこれが“花芽”…
アップにしてみると…


ビッシリついていますよね…(涙)
しかもかなり膨らんでいますよね? 見事に成熟しております…(号泣)


近年で多いとされていた2009年春
これは2008年の今ごろのヒノキの花芽の様子…
しかもこの写真とおんなじ木の花芽です。
いかに今の時点での成熟加減がエラいことになっているかよくわかります…


比べてみました…
もうこれ以上は何も言うことないです…
調査を依頼された気象業務支援センターの登内さんが
「今まで見てきた中で今年は特に多い… 今年も東から調査してきているが広島は特に多い…」と話していました…

ヒノキ花粉の飛散量
・当然昨春(2010年春)に比べて相当多くなります!
・例年に比べても相当多く、“記録的な飛散量”になるおそれが!!

またヒノキの木々の数が多いこともあり、広島県では毎年かなり長期間にわたってヒノキの花粉が飛んでいます
(かなり少なかった今年2010春も、天候が不順だったこともあり5月以降もダラダラと飛んでいました…)
それを踏まえて…

来春・2011年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散開始・ピーク時期
スギ花粉

・飛散開始 2月10日前後
・ピーク 2月下旬~3月上旬
ヒノキ花粉
・飛散開始 3月半ば
・ピーク 3月終わりごろ~4月前半
※ただしヒノキ花粉は4月終わりごろかゴールデンウィークあたりまで飛散するおそれも…
 かなり長い期間飛び続けるおそれがあります!!

あ~あ…
(hadaken)

   
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