13.01.11(金)  ♪春が来た~ 春が来た~ 天気図に来たぁ!?




14日月曜&成人の日の未明から午前中にかけては
沿岸部も含め、広島県内広い範囲で雪になるおそれが出てきました…
雪になれば積もる可能性が大きいです。

ただ、雪になるか、みぞれか、雨か…
これは直前になっても判断が難しいケースなんです…
14日は成人の日なので雪になってほしくはないのですが
何が降っても大丈夫なように、予定のある方は早めの対応をお願いします!!




さてこの雪か雨か非常に判断を迷わせる天気の崩れ
これをもたらすのは「南岸低気圧」というものです。
関東地方に雪を降らせて、大騒ぎになるのはこの南岸低気圧なんですね!
この南岸低気圧、晩冬から早春にかけて表れるため、
「季節が春に近づいている証拠」とされています…




日本の南海上を東進するときに
北から冷たく湿った空気を引っ張り込みます。
そのため雪が降りやすくなるんです(低気圧は反時計回りに風が回ります)
またこの低気圧は、その中心が通過する場所がほんの十数キロずれただけでも
雨になるか雪になるかが変わってしまうため、
予想がむずかしく雪になった場合は大きな影響を受ける場合があります。
また湿った重たい雪が降るため、思わぬ積雪量になったり
電線に積もると電線が切れたり、家屋を押しつぶす場合もあります。
1984年の1月31日に広島市中区で26センチの雪が積もったのですが
これも南岸低気圧によるものです…

これから早春にかけての広島は、
冬型の気圧配置でも雪が降りますし、
この南岸低気圧でも雪が降るので予報が非常にやっかいで難しいのです…
一生懸命予報していきますので、TSS天気予報でしっかり確認してくださいね!!
(hadaken)

   
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