そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

有限会社 長田茶店(ながたちゃみせ)

【所在地】鳥取県米子市岩倉町

有限会社 長田茶店(ながたちゃみせ)(鳥取県)

中国山地、大山のすそ野に広がる茶畑。新茶の季節、5月には各地から茶摘み体験に400人以上の人が訪れます。今回は地域の隠された一品、大山のお茶を全国に広めるため挑戦を続ける、鳥取県米子市の有限会社長田茶店が登場します。長田茶店は1801年創業。200年以上の歴史を持つ老舗です。大山でお茶が作られ始めたのは1960年代。当時、お茶を育てようと入植した開拓団の前に、ある大きな問題が立ちはだかりました。しかし、これを解決した事が大山のお茶を美味しくすることにつながってゆくのです。果たして、その大きな問題とは?さらに、1970年代には、缶やペットボトルの普及で、全国的に茶葉の販売が減少していく中、カンパニーは静岡、鹿児島など日本のお茶の大生産地を引き込んだ大勝負に出ます。カンパニーの社長が全国を巡って訴えた起死回生の秘策とは?今回は、創業200年の老舗カンパニーが続ける「あくなき挑戦」のそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「大山のお茶はオーガニック栽培の先駆け」

鳥取県の名峰大山でつくられたお茶を中心に加工・販売を行っているカンパニー。大山周辺は、戦後、カイコが飼育されていた影響で、お茶栽培に農薬が使えませんでした。そこで、大山のお茶農家は何年もかけて土壌を改良。全国に先駆けてオーガニック栽培のお茶をつくることに成功しました。そこでカンパニーは知名度のある産地の茶葉もオーガニックにすれば、大山のお茶を全国に広めることができるはずと考え、全国のお茶農家に説得してまわりました。すると、静岡や京都・鹿児島など、日本を代表するお茶の産地が賛同。これにより、オーガニック栽培の茶葉が注目され、茶葉業界全体の元気に繋がり、大山のお茶も、その流れに乗って売上を伸ばしていきました。

そーだったのかポイント2

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「大山のお茶を広めた異色のコラボ」

大山のお茶をもっと新しいカタチで広めようと、6年前から始めたお茶のスイーツづくり。その中の自信作、大山の抹茶を使ったロールケーキの売れ行きは、発売当初、1日数本程度といまひとつでした。そこでカンパニーが企画したのが人気アニメとのコラボ。身体の中の細胞を擬人化したアニメの中で、主人公の白血球というキャラクターが戦いを勝ち抜いた後にお茶を飲むシーンがあったことに注目してコラボを実現させました。これが、見事アニメ好きの若者を中心に話題となり、抹茶ロールケーキは、東京の店舗や通販を合わせ、なんと1日100本を売る大ヒット商品となりました。

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