そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

郡家コンクリート工業株式会社

【所在地】鳥取県八頭郡八頭町

郡家コンクリート工業株式会社(鳥取県)

今回のそ~だったのかンパニーは、コンクリートでユニークな製品を生み出した鳥取県の「郡家コンクリート」が登場!薄くて!?曲がる!?硬いコンクリートに柔らかい発想と技術で新たな価値を見出したカンパニーのそ~だったのか!な秘密に迫ります。カンパニーがつくったコンクリート製のスマホ用スピーカーから流れる音を聞いた八嶋は「音いいね~でもコンクリート製って斬新!」と興味深々。手間とコストがかかるため大手コンクリート会社がつくらない、オリジナルコンクリート製品を敢えてつくるカンパニーですが、そこには業界の常識を覆す驚きの工夫があった!その工夫とは一体?さらに、まるでおしゃれな雑貨!?デザイナーのアイデアを刺激するカンパニーがつくったあるものとは?コンクリートの未来を変える!カンパニーの挑戦に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「コンクリートで花瓶やオブジェ!?」

コンクリートで様々な製品をつくるカンパニー、郡家コンクリート工業。元々公共事業で使用される河川の護岸壁や側溝などをつくっていました。とろこが公共事業の減少で仕事量がダウン。そこで何か新しいことを始めようとカンパニーは考え、3年前からオーダーメードの特殊製品づくりを始めたのです。特殊製品とは一品ものの花瓶やヒト型のオブジェのこと。住宅や店舗のデザイナーから様々な要望を受け、形にしてきました。しかしこうした特殊製品は手間とコストがかかってしまいます。その原因が型枠。コンクリートを流し込む型枠は金属でつくるためコストがかかってしまいます。そんなコスト問題を解決すべく相談したのが知り合いの家具屋さんでした。なんと特殊製品の型枠をすべて木製にしたのです。木製だと金属に比べて低コストで少量生産のオーダーメードでつくることができるのです。こうして特殊製品をつくり始めたことが話題となり、カンパニーには全国から注文がくるようになったのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

「柔軟な発想で業界を生き抜く!?」

カンパニーが去年、自社製品として発売したのがスマートフォン用のスピーカー!一番の特徴がコンクリートの薄さなんです。これまで幅の薄いコンクリート製品製造は不可能と言われていました。というのも通常のコンクリート製品は強度を上げるために鉄筋をいれます。その分、どうしても分厚くなるのです。
しかしカンパニーでは鉄筋のかわりにカーボンワイヤーをいれ、さらにコンクリートの原材料の配合を工夫しました。これにより薄いコンクリートでも強度のある製品を実現させたのです。現在この薄いコンクリートをつくれるのは国内ではカンパニーを含めて2社のみ!厳しい状況のコンクリート業界を生き抜くために柔軟な発想と技術で新たなものをつくりだすことがカンパニーの強みになっているんです。

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