そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

EpoK合同会社

【所在地】広島県呉市下蒲刈町

EpoK合同会社(広島県)

お祝い事には欠かせないエビ料理。しかし、国内で消費されるエビの91.7%が、外国産。国内産のエビは、わずか8.7%しかないのです。そんな中、今年新たにエビの養殖を始めたのが、広島県呉市下蒲刈島にあるエポック合同会社。なんと、このカンパニー、エビの養殖に関係のない、地元企業の経営者たちの集まりなのです。それぞれの本業で培った得意分野を活かし、海水を引き込む、1000坪の屋内型養殖場を完成。今年、8月に初出荷しましたが、エビ素人の企業経営者たちが、エビの養殖を始めた理由とは一体何だったのでしょうか?また、エビの養殖には取り合えず成功するものの、今度は出荷に問題が発生。カンパニーが養殖するバナメイエビは生きたまま店舗に届けなければならないのです。そうする事で、料理人も絶賛する、新鮮で質の良いエビが出荷できるのですが、搬送には手間がかかってしまいます。果たして、その解決策とは?今回は、地元企業の経営者たちが集まり、地元ブランドエビを作り出そうと奮闘するカンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「海老の養殖を始めた経営者集団」

今年新たに海老の養殖を始めたカンパニー。養殖しているのは、車エビよりも価格が安く、輸入量の多いバナメイエビ。私たちが普段、スーパーマーケットや回転ずしなどでよく見かける海老です。そんな海老の養殖を始めたのは、呉市でいろんな事業を営む経営者たちの集まりだったのです。渡邊社長は水槽のコンクリートを手掛け、配管業の岩本さんは水槽に空気を送るパイプ、電気工事業の桝谷さんは養殖場内のライトを担当、金属加工会社の濵田さんは排水溝の仕切りを製造しました。社員それぞれの得意分野を生かすことで、見事、海水を引き込む屋内型の養殖場を完成させたのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

「生きたまま届ける地元ブランド海老」

バナメイエビは水の中を泳いで生息しているため、生きたまま届けるには水槽ごと運ばなくてはいけません。ところが、生きたまま届けることはリスクが高いため、配送を請け負ってくれる業者がいなかったのです。そのため、カンパニーのメンバーが自らトラックを運転し、小売店まで運んでいるんです。今年8月の初出荷以降、生きたまま販売するスタイルは評判で、現在、地元の小売店などで限定販売されています。また、地元のホテルの限定メニューとしても使用されるなど、今後、ブランド海老として、ますます広まっていきそうです。

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