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『稲川淳二の怪談ナイト』のプロモーションで稲川淳二さんが来広

『稲川淳二の怪談ナイト』のプロモーションで稲川淳二さんが来広

ニッポンが誇る怪談テラー・稲川淳二さんが6月12日、ミステリーナイトツアー2017『稲川淳二の怪談ナイト』~怪談古希四半世紀連続公演~のプロモーションのため、来広されました。

(2017/06/12)

>>>『稲川淳二の怪談ナイト』は、今年で25年目。今年は特に盛り上がりそうですね。

ありがたいことに25年ですよ。振り返れば早いものですが、『怪談ナイト』で紹介してきた怪談は全部で437話になるそうです。うちのプロデューサーたちには前々から「稲川怪談は70歳になったら本物になるから」と言い訳しながらやってきたわけだけれど、ようやくその年齢になりました。40代から怪談をやっていますが、50代は中途半端というか、まだまだ未熟でね。55歳の時、テレビのレギュラーを全部辞めましたが、それはテレビが嫌いになったからではありません。怪談を本気でやろう、片手間では間に合わないと思ったからです。そんなこんなで還暦を迎えて赤いチャンチャンコを着たあたりから、雰囲気が良くなるかと思ったけれど、まだ納得できない。そうこうしているうちに、この夏で70歳。“爺ちゃん”と呼ばれてもおかしくない年齢・風貌になってきたし、ようやく味のある怪談ができる年代になってきたと思っています。稲川怪談は70歳からですよ。これまでは助走だった。稲川怪談の真骨頂は、ここからなんです。今年はまさに「稲川怪談元年」。カラダはあちこちガタがきているけれど、やる気だけは十分。ギアが入ります。

>>>どんな怪談を用意されているのでしょうか。差し支えのない範囲で教えてください。

怪談とは、考古学の壺のようなもの。毎年ツアーが終了する秋口から全国各地を心霊探訪して、拾い集めた“話の破片”を繋ぎ合わせることで、怪談という壺を完成させるわけですが、今年は特に忙しくて、まだ完全にまとめきれていません。真実の鍵となる最後の1ピースが見つからなくて、もう何十数年も壺にできずにいる未完成品もあるのですが、そんなかつての“話の破片”を違う角度で見つめ直してみたら、凄いことに気づいたりしてギョッとするわけです。そんな不思議なアングルを開幕ギリギリまで探していきたい。そういう見方があったのかという目からウロコな話をしていきたいですね。闇が怖いのは当たり前だけれど、そうではなくて、いつも何気なくそこにあったモノが急に怖くなったりする恐怖。60代でできなかったことを、70代ではできるようになりたい。どっか進化していたいからね。夜中にひとり、茨城の工房でそんな作業をしていると、迫ってくるものがあって、ものすごく怖いですよ。私の工房には、私が大好きなおじいちゃんの幽霊がいて、いつも私を守ってくれているから大丈夫なんですけどね。それでね、今年の舞台セットは、なんと私が怪談をまとめている工房なんですよ。目の前が海。白い浜があって、デッキにいると白い霧がのぼってくる。どこまで再現できるか、私も楽しみにしています。

>>>25年のライフワークとして、「変えたいこと」「変えたくないこと」はありますか?

私の怪談は去年より面白く進化させたいけれども、イメージチェンジの必要はないと思っています。舞台セットは毎年変えるけれども、どこか懐かしい田舎という全体のイメージは変えたくない。だって、怪談は私にとって心のふるさと。ファンの方にとってもそうですよ。ふるさとが変わったら寂しいでしょ。だから、いまの状況・状態、みんなの帰省を待っている怪談好きの田舎の爺ちゃんという設定は変えたくない。それは、ファンの方との無言の約束みたいなものですよ。だから、芸名を「稲川淳二」から「稲川淳爺」に変えようかなんてね。そもそも怪談というのは、爺ちゃんが話すから、キツイ話をしても温かさがあるわけですからね。怖いだけじゃない、温もりのある怪談をお届けしたいですね。

>>>ツアー史上最多52公演とのことですが、稲川さんの元気の秘訣は何でしょうか?

元気そうに見えますか? こう見えて、このあいだ私、あの世に行きましたからね。お葬式もあげてもらったんですよ。横浜の「DMM VR TEATHER」で。『コワイコエ~稲川淳二のお葬式~』というバーチャルのお葬式でしたが、とても面白い体験でしたね。あの世の行ったというのは冗談ですが、目も痛いし、膝も痛いし、手も痛いし、大変なんですよ。でも、それだけに今年はすごく良いことが待っているんじゃないかと楽しみだったりするんです。以前、細木数子さんから「亡くすものがないと得るものがない」と聞いたことがありましてね。実際、私はよく人に騙されるんですけど、その後には必ず良いことが起きていたりするんです。だから、今年は、ちょっと痛い思いをしている分、とんでもなく面白い舞台になりそうな気がしているんですよね。大切なのは、気力です。嬉しかったり楽しかったりすると、多少熱があっても頑張れるでしょ。気力があれば、体力はあとからついてくる。気力があるのは、ファンの皆さんのおかげ。森林浴や日光浴で元気になると言いますが、私の場合は「人間浴」なんですよね。ファンの皆さんの声援や応援を浴びると、すぐ元気になるんですよね。たくさんのファンの皆さんがエネルギーをくださるから、頑張れるんです。みんなの笑顔や拍手が私のチカラになるんです。今のカープと一緒ですよ。カープファンの応援がすごいから、選手も頑張れて、カープが強くなる。カープが強くなると、ファンも応援をさらに頑張るようになり、カープがますます強くなる。そんな相乗効果で、公演を重ねるたびに、私もスタッフも元気になるわけです。妖怪ですよ。妖怪と言えば、うちの現場マネージャーが妖怪“子泣き爺い”にそっくりでしてね。『こなきもち』というネーミングの「きなこもち」を今年限定で販売することになりました。これを食べれば、皆さんも妖怪並みに元気になれますから、是非おためしくださいね。