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コンドルズ日本縦断新未来ツアー2017のプロモーションで近藤良平さんが来広。

コンドルズ日本縦断新未来ツアー2017のプロモーションで近藤良平さんが来広。

コンドルズ日本縦断新未来ツアー2017[NEVERENDING STORY]のプロモーションで、コンドルズ主宰・構成・映像・振付の近藤良平さんが来広。「文化庁芸術選奨文部科学大臣賞」受賞の感謝を込めて全国5都市を駆け抜ける新作公演への想いを語ってくれました。

(2017/06/02)

>>>まずは、「文化庁芸術選奨文部科学大臣賞」受賞、おめでとうございます!!!

ありがとうございます。コンドルズの過去20年間およそ100作品の中から最強シーンばかりを集めたスーパーベスト公演[20th Century Boy]に対して、このようなありがたい賞をいただけて本当に嬉しいです。東京ではNHKホール2DAYS公演を敢行したのですが、2日間で約7000人を動員。コンテンポラリーでは不倒の記録を立てることができました。そんなこんなで20周年のプログラムをやりきったところに受賞の知らせがありまして。正直この賞の存在を知らなかったけれど、僕の人生の中で一番たくさん「おめでとうメール」をいただきました。舞踊部門での受賞ですが、アンダーグラウンドなコンテンポラリー界のコンドルズをよくぞ見い出してくれたと思います。20年間やってきたことが認められたようで、次の扉を開く良いきっかけになりました。

>>>コンドルズの皆さんは、常に新しい扉を開いていらっしゃるように思いますが…。

たとえば、0歳から入場可能な「コンドルズの遊育計画」。小さな子どもをターゲットにすることなんて10年前は考えてなかったし、コンドルズの変遷で言えば、新しい扉ですね。最年長メンバーの山本光二郎は、その真逆なベクトルとして「これからは高齢者の時代だ!『おじいちゃんと一緒』の初代体操のおじいちゃんをめざす!」と言っていますが、高齢者向けはまだ本腰を入れていません。早朝とか午前中が忙しくなりそうですしね(笑)。でも、コンドルズの射程範囲は0歳から100歳までボーダレス。若者の育成にも力を入れていて、今年3月には『可能性の獣たち』というコンテンポラリーダンスフェスを開催しました。コンドルズが見込んだ若き獣たちの発表の場を作ったわけです。そのキャッチフレーズは「コンテンポラリーダンスの辞書に“採算”の文字はない!赤字の赤は情熱の赤!」。コンテンポラリーの未来のために、捨て身の覚悟でぶつかりました。直近の新しい扉としては、日本バレエ協会に振付を依頼されたことです。クラシックバレエの人たちもどこかに変わりたい気持ちがあって、「ダンサーの皆さまにとって芸の幅を広げる絶好の機会」ということで、オーディションによる出演者募集をしていますが、僕が考えた作品タイトルは「ねこ背」ですよ。つま先立ちで踊る作品ではないし、性格重視で選びますと宣言しています。この状況を面白がれるか、面白がれないか。クラシックバレエの人たちがコンテンポラリーの世界に入ってきてくれるかどうか、どういう人が応募してきてくれるのか、僕の挑戦なんです。

>>>コンドルズが「ネバーエンディング・カンパニー」であり続けるための秘訣は?

この5月の埼玉新作公演[セブンティーンズ・マップ]で改めて感じたことですが、「コンドルズの辞書に“年相応”の文字はない!」ということかもしれません。僕たちがかつて高校生だった頃のエネルギーが見え隠れしたのも面白かったし、御老体メンバーのカラダが悲鳴を上げているのも露骨に見えて、それもある意味、刺激的でした。メンバーがそれぞれ独り立ちするようになって、子育ても含めて公私にわたってとても忙しいのだけれど、みんながみんな「意地でもコンドルズを続けていく!」と思ってくれています。カラダ的にはギリギリだけれど、精神的には「その年でまだそんなことやってんの?」と言われたい奴らばかりだから、「終わらない歌を歌おう!」みたいなノリがこの夏の作品に相応しいと直感して、「ネバーエンディング・ストーリー」というタイトルになりました。

>>>今年は、ニューフェイスが加わって、コンドルズの平均年齢が下がったのでは?

そうそう。今年のニューフェイス、池田ジントクは広島出身です。本名は池田仁徳(イケダ・ヨシノリ)なんだけど、仁徳天皇にあやかって音読みすることに。ジントクとの出会いは、僕が演出・振付・構成するダンス推奨プログラムACDC(アステールプラザコンテンポラリーダンスカンパニー)。スズキ拓朗主宰のダンスカンパニー「チャイロイプリン」にも所属しています。彼は30代に入ったばかりで、まだ意思の疎通ができるけれど、10代の若者には正直ギャップを感じますね。今どきの大学生は、僕らのようにつるまない。今日はこのチーム、明日はこのチームみたいな感じで、カンパニーよりユニットが好きなんですよね。僕は、断然カンパニー派。みんなで補い合いながら作品を作るのが好きなタイプだけど、若者たちとの間に溝ができたらいけないと思っている。最近は、コンテンポラリーの敷居が低くなってきたし、小春とかピコ太郎とか昔にはない身体言語を持つ人が増えた。コンドルズも「新未来」を追求していくわけだけれど、僕はプロジェクションマッピングなどにはあまり興味がなくて、これからもアナログな方向に進むわけ。それをある人はチープすぎると言うかもしれない。でも、それがわかった上で僕らに何ができるかを追求していきたい。2020年の東京オリンピックに向けて、文化の祭典も多くなるし、頑張ります!