2007年10月30日(火) 第62回国連総会開幕から1ヶ月

 先月18日に第62回国連総会が開幕したニューヨークの国連本部には、この1ヶ月余りの間に何度も足を運びました。
 この建物の2階にある安全保障理事会(Security Council)の議場前に、記者のぶら下がり会見(stakeout)を行うスペースがあります。議会に出席した各国の国連大使らがこの場所に立ち、議事内容について話したり、記者の質問に答えたりする場所です。英語やフランス語といった国連公用語を中心に、いろんな国の言葉が飛び交う空間でもあります。

 この場所の傍らにパブロ=ピカソPablo Picasso作「ゲルニカ」が掛けられています。有名なこの絵を最初に見たのは、学生時代の1995年にスペインを旅行した時でした。マドリードにある「ソフィア王妃芸術センター」で同じ絵を見ていたので、国連本部でこの絵を見つけた時は「これはなぜ?」と疑問に思い調べてみました。果たしてこの国連本部の絵は、ピカソ自身が製作した同じ図柄のタペストリーだということです。

 戦争をテーマにした絵が掲げられた廊下の奥で、様々な「安全保障」に関する議論が行われています。取材を行う時しかこの場所に行かないため、まだこの絵を近くでじっくりと鑑賞したことはありません。機会を見つけて、この絵が国連本部という場所に掲げてある意味を考えたいと思っています。


 
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