広島日豪協会

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広島に根付け!~豪州の巨木を移植~

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オーストラリアで伐採の運命にあった巨木・バオバブが、広島市植物公園へやってきました。バオバブはオーストラリアやアフリカの乾いた草原に自生する樹木で、ずんぐりとした幹が特徴です。広島へ運ばれてきたバオバブは高さ6メートル・直径2メートル・重さ7トンで、西オーストラリア州北東部のカナナラ(Kununurra)近郊に自生していましたが、農地開発のため伐採されることになり広島市植物公園が譲り受けました。バオバブは、船とトラックで3週間をかけて運ばれ、公園内の大温室に植え付けられました。バオバブが日本国内で展示されるのは珍しく、広島へ運ばれたバオバブはその中でも最大級ということで、2018年の春にリニューアルオープンする大温室の展示の目玉として公開される予定です。シンボルツリーが“オーストラリア産”というのは日豪協会・会員にとっても誇らしく、植物公園を訪れる人々に親しまれる存在になることを期待しましょう。