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2017年度総会・懇親会~サザンクロス大学の学生を迎えて交流~

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『交流』とは“互いに行き来(=往来する)こと”と辞書にあります。2016年度は「往」として訪豪ツアーを実施、そして2017年度早々の総会・懇親会では早速、「来」が実現。日本各地を視察中のサザンクロス大学エンジニアリング学科の学生10人を招待し、総勢80人を超える賑やかなパーティーとなりました。

学生たちは「若い人をアジア各国へ派遣して学ばせる」豪州政府のプロジェクトメンバーに選ばれ、2週間にわたって東京・名古屋・京都・愛媛・広島を視察中でした。最終訪問地の広島・呉では、マツダやIHIの子会社ジャパンマリンユナイテッド呉事業所の研修・見学したのをはじめ、原爆ドームや大和ミュージアムを訪れたり、千田小学校の児童たちと交流しました。行程の一部をコーディネートし引率した永野正雄会長は懇親会冒頭のあいさつの中で「来日から2週間経っているのに疲れも見せず、学ぼうとするみんなの真剣な姿に心を打たれた」と学生たちを紹介。学生たちは2人ずつ各テーブルに分かれて座り会員と交流しました。ある会員からは「学生たちは明るく、片言ながらも意思疎通が図れて楽しかった」という意見が聞かれました。

懇親会の後半には、協会から学生たちへ広島発祥のけん玉や宮島のしゃもじなどをプレゼント。学生たちは「招待とお土産のお返しに」と、先住民アボリジニの歌を披露して懇親会を盛り上げてくれました。