行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2016.11.26 OA

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#120 メキシコ&フランス 「新鮮」が食べたい!

今回の行きたがリーノさんは、前回に引き続きフランス出身のアデリンさんと、メキシコからやって来たオマルさんの2人。広島市立大学の芸術学部に所属するトモダチ同士なんです。
そんな2人が挑戦中なのが、まだ知らない日本食を食べるということ。舞台となっているのは、漁業が盛んな福山市内海町。2人の好物の、日本の新鮮な魚介類を5種類を探して食べて、そのイラストを描いていきます。ラスト1種類の魚を探すべく、人生初の漁業に挑戦することになった2人!地元の漁師さんに協力していただき、底引き網漁を体験です。魚のいるポイントを見つけ、たった30分程度の漁で、なんとカレイやエビなど上々の水揚げ!そして外国人コンビが食べたことが無い大物、コチもGET!水揚げしたお魚をいただき、その魚を調理してくれる料理自慢の民宿も紹介してもらいました。お礼をし、早速柴田さんと3人で民宿へ。
到着したのは、築200年の古民家で、1日1組限定の「民宿あそび」。経緯をお話しし、いただいたお魚を見てもらいました。料理担当の女将は、魚を捌き続けて半世紀以上の超ベテラン!すぐに、おいしい食べ方を思いつき、料理に取りかかってもらいました。そこで女将さん、アデリンさんとオマルさんに、塩焼きが美味しくできるコツを教えてくれました。ウロコを取って、味の決め手となる塩の振り方も。塩を振るタイミングは焼く1時間前がベスト!そうするといい塩梅になります。塩を振って1時間ほど寝かせたコチをオーブンの中へ。
いただいたお魚は、白身魚のフライに、タイとタチウオのお刺身。カワハギの煮つけにタチウオの南蛮漬けと白焼。そして2人がお手伝いしたコチの塩焼き。どれもこの島の周辺で捕れたモノばかり!新鮮なお魚が大好きなオマルさんとアデリンさんの為に、振舞ってもらいました!目の前に広がる豪華なお魚料理に、2人は大満足の様子。そして食べたことが無い5種類の魚介を探す旅。ラスト1種類はコチのイラストに。5種類の魚介類に色を塗って、素敵なイラストに仕上がりました!さすが、芸術学部!この企画を見事達成しました。ですが、まだ帰りたくないと言い出したオマルさんとアデリンさん。このまま民宿で泊まらせてもらうことになり、柴田さんは東京で仕事のため、ここからは2人で島の旅を続けることになりました。
そして翌朝。朝日と共にオマルさんとアデリンさんが起床すると、朝食が用紙されていました。焼き魚やあったかい味噌汁。母国にはこんな素晴らしい朝ごはんはない!と嬉しそうに食べていました。元気いっぱいになった後は、島の魅力探しの旅へスタート!県内屈指の漁業の島であると同時に、今の季節は島ならではのフルーツ、みかんが有名です。近所の農家さんのご厚意で、人生初のミカン狩りを満喫しました!その後、アルゼンチン出身の日系二世の奥様と画家のご主人が営むカフェギャラリーを訪れました。
島の魅力を発見した2人は、知らなかった日本文化や美味しい食べ物を色々教えてくれた内海町の皆さんに、恩返しのプレゼントを制作することに。民宿に戻った2人は、折り紙や画用紙を使ってメキシコの伝統的なオモチャ「ピニャータ」作りに夢中。日本でいう張り子細工やくす玉といったイメージのモノで、自由な形に仕上げてその中にお菓子を入れるのも特長なんです。日本のことを教えてもらったお礼に母国の伝統品を贈りたいという2人の想いが感じられます。ピニャータが完成し、集まってくれた島の人にプレゼント。ジャンボサイズのピニャータは、棒で玉の部分を壊していき、そこから落ちてくるお菓子を拾っていきます。
何も知らずにやって来た福山市内海町。美味しいモノを沢山食べ、いろんな方にお世話になった今回の旅は、オマルさんもアデリンさんも決して忘れないはず!皆さん本当にありがとうございました!