今回の行きたがリーノさんはタイ出身の「びーむちゃん」ことピートン・シッタラットさん。タイの首都バンコクから、4年前に日本へとやってきたびーむちゃん。「びーむ」は「光」と「幸せな笑顔」という意味でご両親が光り輝くように、との思いを込めてつけたニックネーム。この春、無事に東京学芸大学大学院を卒業したびーむちゃんは、将来タイで日本語学校を開くのが夢なんです。日本語がとても上手なびーむちゃんですが、まだまだ知らない日本語があるんだとか…ということで今回は、外国人にとって理解するのがとても難しい、擬音語や擬態語を現わす「オノマトペ」を勉強!そして、びーむちゃんが日本語をもっと覚えられるように体を張って学びます。

体を張って学ぶオノマトペはグルメ、アニマル、そして絶叫の3つ!まずはグルメオノマトペから。柴田さんがびーむちゃんを連れてやってきたのは「シャモニーモンブラン」。とってもメニューが豊富な老舗の喫茶店です。まずは冷たいグルメ、かき氷「宇治しぐれ」を食べて学びます。これを食べたら頭が「キンキン」します。続いては、逆に温かい「ぜんざい」。これは主役のお餅が「もちもち」と、オノマトペしますよね!この辺りで、柴田さんからクイズも!何のオノマトペが当てはまるか、タラコスパゲティ、カツサンド、プリンを食べた柴田さんのオノマトペを抜いた感想から当てるクイズです。びーむちゃんも難しいですが、オノマトペを使わず表現する柴田さんも頭を悩ませていました。
グルメオノマトペに続いてはアニマルオノマトペ。可愛い動物と触れ合ってオノマトペを勉強です。会場は、「ぺットワールド　アミーゴ宇品店」。ここではバラエティ定番コーナーの、箱の中に入っている動物を触って当ててもらうゲーム。先に挑戦する柴田さんの箱には、アフリカ出身、好物は昆虫、怒らせるとケガをしてしまう生き物が!その正体とは、「ハリネズミ」。柴田さん見事正解でした。続いてびーむちゃんが挑戦!好物は野菜、大人しく攻撃性が低く、人によく懐く生き物ということで、温厚な動物かと思ったんですが・・・。箱に入っていたのは「フトアゴヒゲトカゲ」。体がザラザラとしていて少しビックリしているびーむちゃんでしたが、当てることができました。一見怖そうに見えるんですが、とっても大人しく飼いやすいトカゲちゃんだそうです。
恐怖に耐え、クイズに正解したところで、さらなる恐怖に体を張って挑んでもらいましょう。最後は絶叫オノマトペ!やってきたのはマツダスタジアム。今年、マツダスタジアムに登場した、ストーリーとミッションのあるお化け屋敷、「ざくろ女の家」。様々な恐怖の仕掛けが襲いかかります。ここに入るには、身を守るために、必ず赤いものを身につけなければなりません。びーむちゃん、赤いカープのユニフォーム姿がよく似合ってます。ここでは、「オノマトペ禁止」でざくろ女の家に挑んでもらったのですが…「ギャーキャー」とゴールまでオノマトペの連続。やっぱりオノマトペは必要でした。びーむちゃん、怖がらせてゴメンなさい!

オノマトペを無意識に日頃からたくさん使っていて、オノマトペがとても便利なことを今回知ることができました。