行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2016.04.23 OA

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#94 假屋崎省吾@スコータイ

今回の行きたがリーノはなんとタイ初上陸!柴田さんがスペシャルゲストとともに、タイの文化を体験します!そのゲストとは、世界を舞台に活躍中の華道家カーリーこと、仮屋崎省吾先生。日本が誇る生け花文化の伝道師として、TVだけに留まらず世界各地で個展やプロデュースを手掛けるなど、まさに日本華道界の大御所なんです。
スペシャルゲストカーリーと柴田がまずやってきたのは、東南アジアの大都市、首都バンコク。ここにタイの假屋崎省吾がいるということで訪れたのは、とあるミュージアム。そこで出迎えてくれていたのがサクン・インタクン。そして彼こそがタイの假屋崎省吾!サクン先生はタイ王室のフラワーコーディネートを手掛け、アジア地域の花文化の伝道師として世界中にその魅力を伝えています。今回はサクン先生の作品を二人もマネして作ってみました。花びらをクルクル折りたたんでいく作業に苦戦する柴田。なんとかできた作品を飾り、ハスの沼池を表現した、日本とタイのアーティストによるコラボ作品が完成しました!そしてタイ人の器用さを改めて感じました。一緒に作業をし、お友達になったサクン先生からカーリーにスペシャルな提案が!それはなんと、世界遺産とカーリーの生け花のコラボをしてみては!とのこと。そんな貴重な体験、ぜひ挑戦したいというカーリーは、柴田と共にスコータイへ移動。
スコータイは歴史的な遺跡が数多く世界遺産へと登録され、この神聖な場所でのイベントごとなど通常であれば問答無用でNG。しかし今回は日本の一流華道家、仮屋崎先生ならばとタイ政府から特別に許可が下りたのです。まずは世界遺産の街、スコータイを知る旅へと出発!
首都バンコクから飛行機で北へ約90分。スコータイは、自然と遺跡が同居する美しい街です。そんな場所で象に乗って散歩を体験しちゃいました!野生に近い環境で育てられている象さん、まずはエサやりから。バナナやサトウキビが大好物なんです。地上から約4メートルの象の背中に乗り、スコータイの自然の中を王様気分でお散歩できました!
その後は、地元のお母さんに作ってもらってスコータイのローカルフードを味わいました。米粉の生地に野菜などを春巻き状に包み込んで蒸した後、ひき肉やパクチー、目玉焼きなどをトッピングし、最後に豚骨で煮込んだスープをかけた、スコータイ名物のカオプープなどカーリーもそのおいしさにビックリ!さらに、カーリーはパー・マッククローンと呼ばれる伝統技術を使った布でできたパンツを購入。色合いがタイのマダム達に大人気なんだとか。マダムの心も持ち合わせたカーリーにもピッタリ!
続いては、豪華リゾートホテル、スコータイ・ヘリテージリゾート。近年、リゾート地としての人気も高まっているスコータイでリッチな気分を味わいたいなら絶対オススメです。全室がプールに面していて、優雅な気分でリラックスできること間違いなし。そして、もっとタイの文化を体験したいという方にはなんと、タイ料理の調理体験が出来ちゃうんです。二人も達人シェフに教えてもらいながら、トムカーカイというスープ料理を完成させました。この日はこのホテルでオーガニック料理を楽しみ宿泊。
そして翌日、いよいよ日本の生け花と世界遺産のスペシャルコラボです!その舞台となるのは、スコータイ遺跡群の中で最も格式の高いワットマハタート寺院。13世紀に繁栄した王室専用の寺院としての佇まいを現在でも色濃く残しているんです。花を生けるのは、この寺院のメインである仏像の御前。作業開始から1時間後、仮屋崎先生は神様が見守るこの場所で、素晴らしい作品を生み出しました。日本の生け花とタイの世界遺産がコラボした瞬間でした。