2015.08.07(金)  映画『日本のいちばん長い日』

『日本のいちばん長い日』
1945年。
戦争を終わらせるために闘った人々を描き、日本が終戦に至るまでの波乱に満ちた道のりと終戦前夜に起きた大事件の知られざる真実を解き明かす物語です。

先日、主演の役所広司さんと原田眞人監督にお話を伺いました。

役所広司さんが演じたのは陸軍大臣・阿南惟幾。
陸軍600万人の代表として本土決戦を主張しますが、天皇陛下の聖断の後は陸軍の暴走を止めるために奔走します。
「智将でも政将でもないが、徳将だった」とその人格を称えられた人物です。

これまでに何人もの俳優さんが演じてこられましたが、今回の作品で役所さんにしかできない阿南惟幾が誕生したと監督はおっしゃっていました。
後半シーンはまさに圧巻。
日本の礎を築くために命を懸けた人たちの姿は胸に迫るものがあります。

戦後70年という節目。
”戦争”というものを今一度考えるきっかけになる映画だと思います。
役所さんは「若い世代の人たちにも是非みてほしい」と語っておられました。
日本人として観ておかなければいけない、そんな作品だと感じました。

映画『日本のいちばん長い日』8月8日(土)公開です。